友人や同僚に赤ちゃんが生まれたら、その誕生をお祝いして「出産祝い」を贈るという方は多いと思います。はじめての出産ならともかく、2人目の出産祝いには何を贈るのがよいのでしょうか。そこで今回は、2人目の出産祝いの選び方について解説します。選び方には、5つのマナーがあるので注意しましょう。
目次
2人目の出産祝いを選ぶ際に押さえておきたい5つのマナー
1)1人目と同じようにお祝いをする
2人目の出産祝いを贈る上でもっとも大切なことは、1人目の出産祝いと差がつかないよう同じように贈ることです。例えば、1人目の時にお祝いの電話をしたのであれば、2人目の時にもお祝いの電話をするなどの配慮が大切です。1人目が手渡しで贈ったのであれば、2人目もできる限り手渡しで贈りましょう。
2)予算も1人目の出産祝いと同額に
2人目の出産祝いは、1人目の出産祝いと同額にするのが基本です。1人目よりも高い金額のものを贈るとマナー違反になるため、1人目と同額もしくは少し安い金額を目安に選ぶとよいでしょう。金額の目安は相手との関係性によって異なります。
・家族(息子、娘) 30,000~100,000円
・兄弟姉妹 10,000~50,000円
・親族 10,000~30,000円
・従兄弟 10,000~20,000円
・姪、甥 5,000~10,000円
・友人 3,000~10,000円
・知人(近隣の方) 3,000円程度
・上司、先輩 5,000~10,000円
・同僚、部下 1,000~5,000円
3)すでに持っているものかどうかを考慮する
出産祝いに育児用品を選ぶという方は多いと思いますが、2人目の出産祝いでは「いくつあっても困らないもの」「2人目に合わせて買い直す必要があるもの」を選ぶのがポイントです。なぜなら、必要な育児用品は1人目の出産の時に買い揃えている可能性があるからです。ベビー服やスタイは何枚あっても困らないものなので喜ばれると思います。育児スタイルは各家庭によって異なるため、お祝いを贈る相手の方針に合わせてギフトを選ぶとよいでしょう。
4)1人目のお子さんのことも配慮する
2人目の出産祝いを贈る際は、1人目のお子さんにも配慮してギフトを選ぶことが大切です。赤ちゃんがプレゼントをもらっている姿をみて、1人目のお子さんが「自分も欲しい」とプレゼントをねだったり、うらやましく思ったりする可能性もあります。年齢によっては、弟や妹が生まれたことで赤ちゃん返りをすることもあるので、兄弟姉妹で一緒に遊べる「おもちゃ」や「お人形」などを選ぶとよいでしょう。お揃いで着られる洋服やお菓子もおすすめです。2人目のお子さんに合わせたギフトを贈るのであれば、1人目のお子さんには別のギフトを準備するという選択肢もあります。
5)贈ってはいけないものもある
出産祝いには、贈ってはいけないものもいくつかあります。お別れを連想させる「ハンカチ」、お葬式やお供え物のイメージがある「日本茶」、縁が切れることを想起させる「刃物」、“4(死)”や”9(苦)“の語呂合わせになる「くし」などは、出産祝いにはふさわしくありません。また、メッセージカードを送る場合も、流産を想起させる「流れる」や短命を連想させる「短い」などの言葉は避けましょう。
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2人目にも出産祝いにおすすめのギフトはコレ!
おもちゃ
出産祝いの定番といえば、おもちゃです。ヒノキでできた積み木は、なめらかな触り心地と癒される香りが赤ちゃんの五感を刺激します。また、部屋に寝転がって遊べるプレイマットも人気です。柔らかくて触り心地のいい素材のものや、自宅の洗濯機で洗える手軽なものがおすすめです。
ベビーグッズ
おくるみ、バスローブ、スタイ、靴下などのベビーグッズも定番です。吸水性の高いものや、上質な素材のものを選びましょう。男の子にはリボンタイやロングパンツ、女の子にはフリルやリボンの付いたスタイとロンパースなど、ギフトセットもおすすめです。
カタログギフト
何を贈れば良いのか迷った場合は、カタログギフトがおすすめです。自分たちで好きなものを選べるので、すでに持っているものをプレゼントする心配もありません。本当に必要なものを受け取ってもらえます。
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2人目にも出産祝いを贈りましょう!
出産祝いに明確な決まりはありませんが、1人目でも2人目でも、同じように出産祝いを贈るのがマナーです。「初めての出産でお祝いを贈ったのだから、2人目は贈らなくてもいいのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、たとえ2人目であっても出産は喜ばしいことだからです。出産の知らせを聞いているのにお祝いを贈らないのでは、相手に悪い印象を与えてしまう可能性もあります。上記にご紹介したポイントを踏まえ、2人目の出産祝いを贈りましょう。
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いかがでしたでしょうか。新しい命の誕生は、たとえ何人目でも喜ばしいことです。「2人目はどうしよう?」と躊躇するのではなく、「家族が増えてよかったね」という気持ちを込めて、きちんと出産祝いを贈りましょう。1人目のお子さんの気持ちに配慮して出産祝いを選ぶことで、家族全員にお祝いの気持ちを伝えることができます。今回ご紹介したマナーをしっかり守って、心のこもった出産祝いを贈りましょう。
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