歳の暮れになると、お世話になっている方や仕事上の取引先にお歳暮を贈る方も多いのではないでしょうか。直接手渡しする以外にも宅配便という方法がありますが、その場合にも贈る際のマナーがあります。
今回は宅配便を利用してお歳暮を贈る際のマナーについてご紹介します。
宅配便でお歳暮を贈る際に気をつけたい5つの基本マナー
その1:挨拶状を忘れずに
お歳暮は本来ならば持参して手渡しするのが一番ですが、宅配便で贈ることもあるでしょう。その際には、挨拶状を同封することがマナーです。百貨店やネットショップなどに配送を依頼し、同封できない場合は、品物より先に挨拶状が届くようにしましょう。挨拶状には、日頃お世話になっていることへのお礼や感謝の気持ち、お歳暮を贈ったということをはっきり書くようにしてください。
その2:「御歳暮」ののし紙は内のしで
お歳暮は、品物に「御歳暮」ののし紙をつけて贈ります。宅配便で贈る場合は、品物に直接のし紙をつけ、その上から包装紙で包む「内のし」がおすすめです。この方法であれば、配送時にのし紙が破れたり、外れてしまったりするトラブルを避けることができます。
また、最近、百貨店では包装紙で包まない簡易包装が流行っています。きちんとお願いしないと簡易包装で配送されてしまうこともあります。百貨店に依頼する際には、包装の形態やのし紙の種類についてきちんと確認しましょう。
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その3:お歳暮は3,000円〜5,000円程度が相場
気になるお歳暮の予算ですが、平均的な相場は3,000円~5,000円程度です。あまりにも高価なものを贈りすぎると相手に気を遣わせてしまいます。比較的賞味期限が長めのクッキーなどの焼き菓子やビール、フルーツジュースがおすすめです。先方が皆で分けやすいように、個別包装のものを贈ると喜ばれることでしょう。
その4:肩書きや部署名を明記する
相手先が大企業の場合、お歳暮の時期には大量の贈り物が届きます。この時、部署名だけではなかなか目的の担当者まで届きません。担当者の肩書きや部署名を必ず明記しましょう。お世話になっている担当者が1人ではない場合は「○○部○○課担当者様」など、出来る限り詳しい所属を書いておくと届きやすいです。
その5:年末の営業日までに届けましょう
お歳暮とは1年間の感謝を込めて贈るものです。お歳暮を贈る時期は関東と関西で異なります。関東では12月初旬~12月31日、関西では12月13日~12月31日に贈るのが一般的です。ただし贈り先が会社の場合、年末年始のお休み前に届ける必要があるので、遅くても25日までに贈るようにしましょう。また、忙しくなる年末ではなく、なるべく早めに贈ることを心がけましょう。せっかく一年の感謝を伝えるために贈るので、かえって相手に迷惑がかからないよう、相手の事情を考慮する必要があります。
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いかがでしたでしょうか。お歳暮はできる限り直接手渡しするのがマナーですが、さまざまな事情で難しい場合は、今回ご紹介したマナーをしっかり守って宅配便で贈りましょう。今年一年お世話になった感謝の気持ちや想いをギフトに込めて届けましょう。
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