お役立ちコラム

 
  • 公開日:2017/11/14

    更新日:2019/12/25

    お歳暮マナー

    お歳暮と何が違う?
    「寒中見舞い」のマナーとは

    夏にお中元や暑中見舞いを贈るように、年末にはお歳暮を贈ります。
    そして、年が明けると新年のご挨拶が書かれた年賀状が届きますが、これとは別に「寒中見舞い」というものもあります。
    寒中見舞いといえば「お歳暮や年賀状の代わりになるもの」というイメージを持つ方も多いでしょう。しかし、実は寒中見舞いを出すときには、適したタイミングやマナーがあります。
    今回は、大人なら知っておきたい寒中見舞いのマナーを「はがきや手紙で出すとき」と「品物を贈るとき」の2つに分けてご紹介いたします。

    寒中見舞いをはがきや手紙で出すときのマナー

    ・年賀状とは別物! 寒中見舞いを送る時期について
    年賀状は、新年の訪れを祝福するとともに挨拶をし、昨年の感謝を伝えるものです。
    これに対し寒中見舞いは、寒さを感じる1~2月の時期に挨拶や近況、見舞いを伝えるためのものです。また、自身や相手が喪中で年賀状が出せなかったときの代用や、相手が喪中ということを知らずに年賀状を出してしまったときのお詫び状としても活用できます。
    これと同様に、年賀状を出し忘れた場合や返事ができなかった際に寒中見舞いを利用することもできます。
    しかし、年賀状の代わりになるからといって、新年を迎えてすぐに出すのはマナー違反です。
    寒中見舞いは、松の内を過ぎてから立春までの間に送るのが一般的なマナーだとされています。関東では元旦から1月7日までが松の内になるので、1月8日~2月4日の期間に送り、それ以外の地域では1月15日~2月4日の期間に送りましょう。

    ・寒中見舞いを書くときのマナーについて
    寒中見舞いを季節のご挨拶状として出す際は、「寒中お見舞い申し上げます」という定型文とともに、相手の近況を伺う言葉やこちらの近況、これからの挨拶などを書くのが一般的です。
    しかし、年賀状の代わりとして寒中見舞いを出す際は、「ご挨拶が遅れてしまい申し訳ございません」「服喪中のため年頭の挨拶を控えさせていただきました」などの言葉を追加します。
    また、寒中見舞いは絵はがきや手紙で送るのが主流ですが、年賀はがきが余っているからといって使いまわすのはマナー違反にあたります。冬らしさを感じるデザインのはがきや便箋を使用するのがおすすめです。

    寒中見舞いに品物を贈るときのマナー

    ・お歳暮の代わりに寒中見舞いを送ってもOK
    「こちらが贈っていない方からお歳暮が贈られてきたけど、お返しができていない」
    「お歳暮を贈り忘れてしまった……」
    お歳暮を用意するシーズンは年末にあたるため、慌ただしく時間が過ぎていくものです。
    バタバタと日々を過ごし、お歳暮の用意を忘れてしまったということもあるでしょう。
    そんなときは、寒中見舞いをお歳暮の代わりにすることもできます。はがきや手紙と同じように、松の内が過ぎ立春になるまでの間に贈りましょう。

    ・寒中見舞いの品物の選び方
    寒中見舞いをお歳暮の代わりとして贈る場合は、品物を選ぶ必要があります。
    よく選ばれているのは、お酒やジュースなどの飲料類、ハムやかまぼこなどの加工食品、クッキーやアイスクリームなどのスイーツで、お歳暮として選ばれているものと同様のものが人気です。
    家族みんなで楽しめる食品は、相手にも喜ばれやすい品物です。

    年賀状やお歳暮の代わりになる寒中見舞いですが、期間が限られているため、贈る際には注意が必要です。また立春を過ぎてしまった場合は、寒中見舞いではなく「余寒見舞い」になりますが、先延ばしにならないよう、早めに手配をしておくことが大切です。