YOKUMOKU 名前の由来

社名のふるさとはスウェーデンの北部、
森と湖に囲まれた小さな町JOKKMOKK。
そこには自然の厳しさとは対照的な家庭の温かさがあります。
温かみやまごころがこもった、手作りのおいしさこそ
洋菓子の真髄だと感じ、綴りも日本人に馴染みやすいように
YOKU MOKU ヨックモック とかえて、名付けました。

ヨックモックの菓子作りの精神

創始者である藤縄則一は、戦後、原材料の確保が難しい中、自身の作った菓子が人々を笑顔にすることに心打たれ、菓子作りに生涯をささげました。
その思いを受け継いだ私たちは、「たくさんの人々においしい菓子を届けたい」と願い、まごころを込めた菓子作りを信念としています。
食べる人の喜ぶ顔を想像して、こころを込めて作る。
これがヨックモックの「菓子作りの精神」です。

原材料へのこだわり

原材料は、日本で手に入る原材料を使います。
珍しいものである必要はない、上質であることが、選ぶ基準です。
際立つ個性より、ひとつになっておいしくなれる、そんな素材を選んでいます。

＜バター＞
ヨックモックの定番クッキーに使用しているバターは、
北海道の広大な自然の中で育まれた生乳から生まれ、
安定した質と風味の高さ、鮮度を誇ります。
ヨックモックのクッキーを特徴づける、しっとりした質感も、
たっぷりと含まれたバターが作り出しています。

＜砂糖＞
洋菓子の本場フランスでは、クッキー作りにグラニュー糖を使いますが、
ヨックモックが選んだのは、日本の家庭にある上白糖。くせがなく、あっさりとした甘さのグラニュー糖に比べ、上白糖はしっとりと水分が多く、濃い甘みが特徴です。この砂糖を使ったことで、独特のしっとり感とコクのある甘みが生まれました。

＜小麦粉＞
生地を重く固くしないため、グルテンが形成しにくい薄力粉、
なかでも純度の高い特等粉を選びました。また、小麦粉はとてもデリケートで、例え同じ小麦でも、
製粉された環境・状況により成分に微妙な変化が生じ、
焼き上がりにも差が生まれてしまいます。
そこで最も適した状態に製粉するメーカーを選び、製粉はそこに特定しています。

手作りのおいしさへのこだわり

ヨックモックにとって、生産ラインの機械化は、
高品質なお菓子を、少しでも手頃な価格でお客様に提供することが目的でした。
そのため、手づくりと同様に繊細な味と品質を作り出せる機械を
開発できなければ、機械化は絶対に行うべきではない、
という思いがありました。
「菓子作りの原点は、まごころのこもった手づくりにある」、
「わからないことは、菓子に聞け」。これらの言葉を忘れず、
手作りのおいしさを表現できるような、
お菓子の特性に合わせた機械の自社開発を行っています。

安全・安心の取り組み

ヨックモックの日光・鹿沼工場では、
お客様に安全・安心な商品をお届けするために、
食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO22000」の認証を取得しました。
食品安全方針に従い、より厳しい工場の管理システムを構築しています。
しかしシステムだけが整っても安全・安心とは言えません。
衛生管理において、大切なのは製造に携わる人の意識です。
一人一人が、「ヨックモックの安全・安心をつくるのは私」という自負を持って、尽きることのない努力を続けています。