結婚記念日は、ご夫婦にとって一年に一度の大切な日です。仲良く過ごすことができた幸せを噛みしめながら、お互いにプレゼントを贈り合うという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、結婚記念日の種類とご夫婦で贈り合う場合のお祝いなどについてご紹介します。
目次
「結婚記念日」の数え方を知っていますか?
結婚記念日の日付は覚えていても、何年目の結婚記念日になるのかがわからない、という方も多いのではないでしょうか。結婚記念日は、結婚したその年を0年目として数えます。つまり、結婚した年の1年後に結婚1周年の結婚記念日を迎えることになります。
ところで、「入籍した日」と「結婚式を挙げた日」のどちらが結婚記念日になるのでしょうか。実は、結婚記念日をいつにするのかについては特にルールがありません。しかし挙式日よりも入籍日を結婚記念日とするカップルが多いようです。その理由として考えられるのは、入籍は婚姻届を提出することで法的に正式な夫婦として認められるからです。一方、挙式日を結婚記念日とする理由としては、親しい方々に祝福してもらった感動や思い出を大切にしたいということがあるようです。
二人にとって特別な日や覚えやすい日など、パートナーと相談して決めましょう。
記念日ごとにチェック!結婚記念日の種類と贈るもの
結婚記念日のお祝いは、明治以降に欧米から日本に伝わった習慣です。結婚記念日は、下記のように年数ごとに名前がついています。中でも、金婚式・銀婚式は、特に大きな節目として考えられており、ご夫婦だけではなく、ご家族や親戚、友人などが集まって盛大にお祝いをすることが多いようです。また、記念日ごとに贈るものが異なります。ギフト選びに迷ったら、それぞれの記念日にちなんだものを贈ってもよいでしょう。
1周年:紙婚式(1年間の思い出をまとめたアルバム、お揃いの手帳など紙にちなんだプレゼント)
2周年:錦婚式(綿のハンカチやシャツなど綿にちなんだプレゼント)
3周年:革婚式(革の財布やバッグ、ペンケースなど革製のアイテム)
4周年:花実婚式・書籍婚式(ハーバリウムやドライフラワーなど花を使ったアイテム、お互いの好きな本)
5周年:木婚式(木製のお箸やカトラリー、観葉植物)
6周年:鉄婚式(包丁やフライパンなど鉄製のアイテム)
7周年:銅婚式(銅製のアイテム、マフラーやニットなどの毛織物)
8周年:ゴム婚式・青銅婚式(青銅製のアイテム、電気製品)
9周年:陶器婚式(お茶碗やお皿など陶器)
10周年:錫婚式・アルミ婚式(アルミ製のアイテム)
11周年:鋼鉄婚式(金属類)
12周年:絹婚式・亜麻婚式(絹のネクタイやスカーフなど絹製品)
13周年:レース婚式(ハンカチや日傘などレース製のアイテム)
14周年:象牙婚式(象牙の印鑑など実用的なアイテム)
15周年:水晶婚式(水晶のネックレスやピアス、腕時計など水晶を使ったアイテム)
20周年:磁器婚式(お皿やコーヒーカップなどの磁器)
25周年:銀婚式(銀色を使ったアイテム)
30周年;真珠婚式(真珠の指輪やネックレス、真珠のカフスボタン)
35周年:珊瑚婚式(珊瑚を使ったアクセサリー)
40周年:ルビー婚式(ルビーを使ったアクセサリー、赤ワイン、バラの花)
45周年:サファイア婚式(サファイアを使ったアクセサリー、旅行など)
50周年:金婚式(金色を使ったアイテム)
55周年:エメラルド婚式(エメラルドを使ったアクセサリー)
60周年:ダイヤモンド婚式(ダイヤモンドを使ったアクセサリー)
65周年:ブルースターサファイア婚式
70周年:プラチナ婚式(プラチナを使ったアクセサリー)
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結婚記念日ギフトの相場は?
結婚記念日に夫婦間でギフトを贈りあう場合、結婚年数によって金額が異なります。1年目~5年目ぐらいまでは、およそ1万円~3万円。誕生日と同じような感覚で、それぞれが好きなものをプレゼントする方が多いようです。5年目以降は、およそ2万円~5万円。10年目以降が、およそ3万円~10万円。年数が増えてくると金額も上がるようです。
結婚記念日のおすすめの過ごし方4選
旅行をする
結婚記念日は、夫婦水入らずで旅行に出かけるのがおすすめです。日常から離れて、思い出の場所や気になるスポットを巡りましょう。初めて出会った場所や結婚式を挙げたホテル、温泉でゆっくり体を休めるというのも素敵です。日常から離れた空間でゆっくり時間を過ごすことで、夫婦の絆がさらに深まります。
ホテルやレストランでディナーを楽しむ
普段は行かないようホテルやレストランで豪華なディナーを楽しむのもおすすめです。ゆったとした個室のあるお店、夜景のきれいなお店など、二人の記念日にふさわしいお店を選びましょう。結婚式を挙げたホテルを訪れてみるのもいいかもしれません。1年に1度の記念日だからこそ、雰囲気のあるお店で美味しい料理に舌鼓を打ちながら、思い出話に花を咲かせてみましょう。
結婚式の写真やDVDを見る
せっかくの結婚記念日なので、結婚式の写真を見ながら当時の思い出話に花を咲かせてみるのはいかがでしょうか。当日の様子を収録したDVDがあれば、写真では伝わりにくい臨場感も話題のひとつになります。お子さんやお孫さんと一緒に視聴すれば、「あの時こうだったね」「この方、元気でやってるかな」などの会話も弾み、さらに盛り上がります。
記念撮影をする
結婚記念日に、ご夫婦で記念撮影をするという方も多いようです。事情があって結婚式を挙げなかったご夫婦や、結婚式の写真を取り直したいというカップルにからも好評です。撮影した写真は自宅に飾っておきましょう。ふとした時に見返すだけで新鮮な気持ちになります。
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結婚記念日のギフト選びで注意することは?
贈りものに相応しくないものは避ける
例えば、「苦」や「死」を連想させる櫛(くし)、「手切れ」を意味する漢字をもつ「ハンカチ(手巾)」、弔事に用いられる日本茶、「仲を裂く」包丁やハサミ、割れやすい陶器などは、お祝いごとには避けた方が良いとされています。
贈るものに迷った時は実用的なものを
仲の良いご夫婦であれば、お互いが好きなものは把握しているとは思いますが、中には「何を贈ったらいいのかわからない」という方もいらっしゃるかも。そのような場合は、おしゃれなキッチンアイテムや、夫婦で楽しめる健康器具など、毎日でも使える実用的なものを贈るのも選択肢のひとつです。
相手の気持ちを第一に考える
結婚記念日ギフトでもっとも大切なことは、「いつもありがとう。これからもよろしくね」という気持ちを伝えることです。自分の趣味を押し付けるようなものや、形式にこだわりすぎたあまりに相手の好みに合わないものを贈ると、かえって迷惑になることもあります。夫婦生活に影を落とすようなプレゼントは決して贈らないようにしましょう。
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いかがでしたでしょうか。目に見える品物ではなく、レストランでの食事や温泉旅行といった「思い出を贈る」というプレゼントもおすすめです。結婚記念日は、ご夫婦にとっての節目の日でもあります。その特別な日が素敵な思い出になるような贈りものを選んでください。
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