公開日:2023/05/12

【地域別に解説】 喪中の際の「お中元」贈る時期と正しいマナー

お中元は、日頃お世話になっている方に贈る「夏の贈りもの」です。
しかし、相手が喪中だったり自分が喪中だった場合は、お中元を贈ってもよいのでしょうか。また、贈る場合は、どんなことに気をつけるべきなのでしょうか。
そこで今回は、喪中の際のお中元のマナーと、地域別にお中元を贈る時期をご紹介します。

 

 

喪中のお中元は、贈っても受け取ってもOK

お中元は、日頃の感謝や健康を願う気持ちを込めた「季節のお見舞い品」であるため、贈るのも受け取るのも、基本的には問題ありません。

 

相手が喪中の場合

喪中の相手にお中元を贈っても問題がありませんが、相手の心情に寄り添って考えてみることが大切です。

故人を失った悲しみで気持ちが沈んでいる時に、お中元をもらっても相手は喜べないかもしれません。また一方で、お中元を贈ってもらうことで、悲しみから解放されて元気になってもらえるかもしれません。

喪中の相手に贈ることがどうしても気になる場合は、お中元を贈ってもよいかどうかを確認してみてもよいでしょう。

 

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自分が喪中の場合

自分自身が喪中の場合でも相手にお中元を贈ることはできます。

ただし、相手によっては喪中の人からのお中元を「縁起がよくない」と気にする方もいらっしゃるかもしれません。かえって気を遣わせてしまうことにもなるので、お中元を贈る時期を少しずらすなど、相手に配慮してもよいでしょう。自分の気持ちが落ち着かず、どうしてもお中元を贈ることが難しい場合は、落ち着いた時期にあらためて「残暑見舞い」などとして贈るのもひとつの方法です。

 

 

それでは、それぞれの場合の「お中元」のマナーについて見ていきましょう。

 

喪中の相手にお中元を贈る際のマナー

喪中でもお中元を贈ることはできますが、いくつか注意しなければならないことがあります。

 

四十九日を過ぎてから贈る

喪中の相手に贈るお中元は、贈る時期に注意が必要です。四十九日が過ぎるまでの期間は、法事や各種手続きなどで何かと忙しい日々が続き、相手の気持ちが整理できていない可能性があります。お中元を贈ることでかえって負担を与えてしまうこともあるため、四十九日を過ぎてから贈るようにしましょう。

しかし、大切な人を失った悲しみは簡単に癒えるものではありません。場合によっては、お中元を控えることも選択肢に入れておきましょう。

 

「のし」は白い無地の奉書紙や短冊を

喪中にお中元を贈る場合、品物の包装に使用する「のし」の選び方には注意が必要です。一般的なお中元は紅白蝶結びの水引をかけた「のし紙」で品物を包みますが、のしや紅白の水引は慶事の際に使われるものであり、喪中には適していません。

喪中の場合は、白い無地の奉書紙や白い短冊を選び、表書きには「お中元」もしくは「御中元」と記すのが一般的です。贈る時期をずらして、暑中見舞いや残暑見舞いとして贈る場合も同様です。

 

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故人宛に贈らない

故人宛のお中元を贈るのは失礼にあたります。たとえ長年の習慣であったとしても、故人の家族と付き合いがない場合はお中元を贈るのを控えましょう。

故人の家族とも付き合いがあり、今後も関係を続けていきたい場合は、家族宛に贈るなどの配慮が必要です。

 

お中元の時期がずれたら「残暑御見舞」に

四十九日が過ぎるのを待つことでお中元の期間がずれてしまう場合には、「残暑御見舞」として贈るのがベターです。お中元を贈る時期は地域によって異なりますが、8月末までなら「残暑御見舞」として贈ることが可能です。

9月上旬を過ぎてしまった場合は、お中元は贈らないようにしましょう。目上の方に贈る場合には「残暑御見舞」ではなく「残暑御伺い」になることを注意してください。

 

喪中の際に贈ってはいけないものがある

喪中に贈るお中元には、紅白の色がついた品物や、お祝いごとを連想させる絵柄の品物などは贈らないようにしましょう。普段のお中元と同じように、「踏みつける」という意味を持つ靴やスリッパ、「縁を切る」ということを連想させるハンカチや刃物類なども、贈ってはいけないものとされているので品物を選ぶ際には注意が必要です。

また、相手が喪中の場合は、お供え物としてさまざまな品物が贈られている可能性があります。できるだけ賞味期限の長いものや、生活雑貨のような実用的なものを贈ると安心です。

受け取った人が好きなものを選べるカタログギフトもおすすめです。落ち着いたデザインの表紙で高級感のあるカタログギフトなら喪中の方にも贈りやすいでしょう。喪中にふさわしくないものを贈ってしまう心配もありません。

 

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自分が喪中の時にお中元を受け取った場合のマナー

自分が喪中の時にお中元を受け取っても問題はありませんが、押さえておきたいマナーがあります。

 

品物を受け取ってから3日以内に「お礼状」を送る

自分が喪中の際にお中元を受け取ったら、品物が届いてから遅くとも3日以内にお礼状を送りましょう。気心の知れた友人や親族などの場合は電話やメールでも構いませんが、それでもお礼状を書いて送るのがマナーです。

お礼状には、故人が亡くなったこと、訃報の連絡が届かなかったことへのお詫びの気持ちを記載しましょう。お中元の贈り主が故人の葬儀に参列していた場合は、葬儀の際にお世話になった感謝の気持ちも書いておくとより丁寧なお礼状になります。

 

品物を贈る場合は贈られてきた品物の半額程度が相場

お中元のお返しは不要とされていますが、お礼状以外にも品物を贈りたいという場合は、贈られてきた品物のおよそ半額程度のものを選ぶのがマナーとされています。

また、相手が故人の訃報を知らずにお中元を贈ってくることも考えられます。そのような場合は、いただいた品物は頂戴した上で、お礼状を添えて同等額の品物をお返しすると丁寧です。

 

地域別に解説・お中元を贈る時期

お中元を贈る時期は地域によって異なります。喪中の相手に贈る場合も、この期間までに届くように準備を始めましょう。
期間内に四十九日が終わらない場合は、時期をずらして「残暑御見舞」として贈りましょう。

 

【北海道】7月15日〜8月15日。
北海道に贈る場合は、他の地域に比べると配送日数が余計にかかってしまうことがあるので早めに準備を始めましょう。

【東北】7月初旬〜7月15日。

【関東】7月初旬〜7月15日。

【北陸】地域によって異なります。
新潟県、福井県、石川県南部(金沢など)は7月初旬〜7月15日。富山県、石川県北部(能登など)は7月15日〜8月15日。

【東海・関西・中国・四国】7月初旬〜7月15日

【九州】8月1日〜8月15日。
九州地方は、お中元を贈る時期が全国で最も遅いのが特長です。さらに期間が約2週間しかなく、お盆の時期とも重なるため贈り忘れに注意しましょう。

【沖縄】旧暦の7月13日〜7月15日にあたる日。
沖縄は、毎年日付が異なるため事前に確認しておきましょう。

 

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いかがでしたでしょうか。お中元は日頃の感謝の気持ちを込めて贈るものなので、たとえ相手や自分が喪中であっても贈ることができます。

四十九日を過ぎてから贈る、無地の奉書紙をつけて贈る、実用的な品物を選ぶなどのマナーを守って贈りましょう。

 

  1. 手渡し
  2. お中元.マナー
  3. 贈り物
  4. カジュアル
  5. 楽しい
  6. 世界
  7. クリスマスケーキ
  8. 義母
  9. 卒園祝い
  10. 年代別
  11. 弔事
  12. 年末
  13. アイデア
  14. 異動
  15. 退職祝い
  16. 厄払い
  17. 焼き菓子詰め合わせ
  18. 栄転祝い
  19. 年始
  20. 赤ちゃん
  21. 法事
  22. 復職
  23. コーデ
  24. 雨の日
  25. 孫の日
  26. 活用
  27. クッキー
  28. 新盆
  29. 入社祝い
  30. メッセージ
  31. バレンタイン
  32. お祝い
  33. 詰め合わせ
  34. 商品券
  35. 福利厚生
  36. 傘寿
  37. 災害見舞い
  38. 女性
  39. 挨拶回り
  40. 引き出物
  41. 地域別
  42. プチギフト
  43. おすすめ
  44. クッキー詰め合わせ.スイーツ
  45. 結納
  46. 入園祝い
  47. 入学祝い
  48. 送り方
  49. 梅雨
  50. お礼状
  51. 楽しみ方
  52. イースター
  53. ご挨拶
  54. 子どもの日
  55. 選び方
  56. 仕事復帰
  57. 挨拶
  58. お盆
  59. ゼリー
  60. 昇進祝い
  61. ジューンブライド
  62. ゴールデンウィーク
  63. 父の日
  64. 解説
  65. 洋菓子.洋菓子詰め合わせ
  66. お泊り会
  67. タブー
  68. 旧正月
  69. お供え物
  70. 新築祝い
  71. 暑中見舞い
  72. 祝日
  73. 合格祝い
  74. 結婚記念日
  75. 服装
  76. ハーフバースデー
  77. 餞別
  78. 職場
  79. 引越し
  80. 帰省
  81. ティータイム
  82. 豆知識
  83. 御礼ギフト
  84. 卒寿
  85. 喪中
  86. お見舞い
  87. 訪問
  88. 喜寿
  89. 古希
  90. 二次会
  91. 社内イベント
  92. 風呂敷
  93. 永年勤続
  94. 休日
  95. 帰省土産
  96. お歳暮
  97. 謝罪
  98. 還暦
  99. のし紙
  100. プレゼント
  101. GW
  102. お香典返し
  103. 成人の日
  104. 卒業祝い
  105. 残暑お見舞い
  106. 年末年始
  107. お呼ばれ
  108. 長寿
  109. 初正月
  110. 叙勲
  111. お供え
  112. 母の日
  113. 上司
  114. 内祝い
  115. 初節句
  116. 引越し内祝い
  117. シガール
  118. 冠婚葬祭
  119. 入学
  120. 贈りもの
  121. 準備
  122. お花見
  123. 義父
  124. お年玉
  125. 相場
  126. うるう年
  127. 開店祝い
  128. お詫び
  129. 就職祝い
  130. 会葬御礼
  131. 快気祝い
  132. 個包装
  133. 子ども
  134. 御祝
  135. 平服
  136. 法要
  137. 子供
  138. 移転祝い
  139. 出産
  140. 洋菓子
  141. チョコレート
  142. テレワーク
  143. 成人祝い
  144. 男女別
  145. 歴史
  146. 外国人
  147. 由来
  148. お礼
  149. お菓子
  150. 金婚式
  151. 面接
  152. 年賀状
  153. 通夜
  154. ケーキ
  155. 寒中見舞い
  156. 差し入れ
  157. 友人
  158. 閏年
  159. 厄年
  160. ポイント
  161. お正月
  162. お年賀
  163. 出産祝い
  164. お餞別
  165. 成人
  166. 開業祝い
  167. 年齢別
  168. 意味
  169. 洋菓子詰め合わせ
  170. 暑中お見舞い
  171. 初詣
  172. 告別式
  173. こどもの日
  174. 成人式
  175. 定番
  176. お中元
  177. 緑寿
  178. ガトーエクセラン
  179. プレゼント.贈りもの
  180. 季節のご挨拶
  181. 銀婚式
  182. 八十八夜
  183. 半返し
  184. 立冬
  185. バレンタインデー
  186. いつ
  187. クッキー詰め合わせ
  188. チョコ
  189. 葬式
  190. 結婚祝い
  191. 記念
  192. クッキー詰めわせ
  193. 転職
  194. 旧盆
  195. 掛け紙
  196. 敬老の日
  197. 十三詣り
  198. 誕生日
  199. メッセージカード
  200. お土産
  201. 水引
  202. 記念品
  203. コーヒー
  204. 葬儀
  205. 家族
  206. 文化の日
  207. NG
  208. 米寿
  209. 結婚
  210. アイスティー
  211. 命日
  212. ラングドシャー
  213. クッキーラングドシャー
  214. ビスケット
  215. 卒園
  216. 過ごし方
  217. パーティー
  218. クリスマス
  219. スポーツ
  220. 就職
  221. 立秋
  222. スイーツ
  223. 転勤
  224. アイスクリーム
  225. 家庭訪問
  226. お菓子詰め合わせ
  227. 紅茶
  228. 卒業
  229. クッキーラングドシャ―
  230. ハロウィン
  231. 転勤祝い
  232. 快気内祝い
  233. 七夕
  234. 菓子折り
  235. おうち時間
  236. 時期
  237. のし
  238. 香典返し
  239. ダイヤモンド婚式
  240. 両親
  241. ビジネス
  242. 手土産
  243. マナー
  244. 退職
  245. 社会人
  246. 出産内祝い
  247. お食い初め
  248. フルーツジュレ
  249. 慶事
  250. 逆バレンタイン
  251. 南青山ロール
  252. 母の日ギフト
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  254. オンライン
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  256. 結婚内祝い
  257. 男性
  258. 新築内祝い
  259. 取引先
  260. 香典
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  262. お彼岸
  263. ご祝儀
  264. 義実家
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  266. 新生活
  267. サブレ
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  270. 残暑見舞い
  271. ホワイトデー
  272. 引越し祝い
  273. 結婚式
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