結婚すると、自分の母と相手の母の「2人の母」を持つことになります。母の日のプレゼント選びには毎年頭を悩ませますが、お母さんが2人となれば、悩みも2倍になります。結婚したばかりの方であれば、まだ義母との関わりが浅く、好きなものや欲しいものがわからないという方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、義母に贈る「母の日」プレゼントのマナーやおすすめのギフトなどをご紹介します。
目次
そもそも「母の日」ギフトは義母にも贈るべきもの?
母の日のプレゼントは、普段お世話になっているお義母さんにも贈ったほうが良いと思います。その一番の理由は、家族間のコミュニケーションを円滑にするためです。お義母さんが離れて暮らしている場合は、プレゼントを贈ることでお互いの距離感をぐっと縮めることができます。同居している場合は、なおさらプレゼントを贈ったほうが良い関係を保てるでしょう。「いつも感謝しています」というメッセージも添えて贈れば、好印象を持たれることは間違いなしです。
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義母に贈る「母の日」ギフトの相場は?
お義母さんに贈る母の日のプレゼントの相場は、実母へのプレゼント同様に3,000~5,000円程度が一般的です。贈るものによって変動はありますが、金額にあまり差をつけないようにするのが大切です。普通はプレゼントの金額など明かさないものですが、実母と義母の何気ない会話の中で把握されてしまう可能性もあります。のちのちのトラブルを避けるためにも、プレゼントの金額には配慮しましょう。
義母に贈るおすすめの「母の日」ギフト5選
お花
何を贈ったら良いのか迷った場合は、定番のカーネーションを贈れば間違いはないでしょう。バラやあじさいなど、変わった種類のお花でも良いですし、お義母さんの好きな色のお花を贈るのも良いでしょう。ちょっとした気配りをプラスするだけで、さらに喜んでもらえるお花になります。カーネーションには色によって花言葉が異なるので注意が必要です。例えば、赤いカーネーションは「母への愛」ですが、黄色のカーネーションは「軽蔑」という意味になるので避けたほうが無難です。
スイーツ
甘いものが好きというお義母さんには、スイーツがおすすめです。有名店からお取り寄せをするのも良いですし、クッキーやチョコレートの詰め合わせ、和菓子なども人気です。自分では買わないような高級感のあるものを選ぶのがポイントです。離れて暮らしている義母に贈る場合は、賞味期限がなるべく長いものを選びましょう。
入浴剤
「いつまでも元気でいてほしい」という願いを込めて、入浴剤をプレゼントするのはいかがでしょうか。入浴剤は身体をあたためるだけではなく、極上の癒しをもたらしてくれるバスアイテムです。香りにこだわったフレグランス系のものから、1日の疲れを改善する効果効能をそなえたものなど、種類も多彩です。
旅行
何か特別なものを贈りたいという場合には、温泉旅行をプレゼントするのはいかがでしょうか。最近は、旅先もホテルもインターネットから簡単に申し込むことができます。お義母さんとの関係が良好なら、一緒に旅行にいくという選択肢もあります。非日常の空間で楽しむ優雅な時間は素敵な思い出になるでしょう。
カタログギフト
何を贈ったらいいのかわからないという場合には、カタログギフトもおすすめです。お義母さん自身が好きなものを選んで購入できるためとても喜ばれます。カタログ自体はとてもシンプルなものなので、「これからもよろしくお願いします」などのメッセージを添えて贈ると好印象です。
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注意しましょう!義母に贈ってはいけないもの
白い花
白い花は故人に贈るという意味も含まれています。特に、白いカーネーションは亡くなった母親に贈るお花です。たとえ無意識であっても嫌がらせをされていると誤解されてしまう可能性もあるので注意してください。
ドライフラワー
お花を贈る場合でも、ドライフラワーやプリザーブドフラワーは「枯れた花」と解釈される可能性があります。花を贈る場合は、みずみずしい生花のほうが喜ばれることもあるので気を付けましょう。
くし
おしゃれに敏感なお義母さんに贈りたくなる「くし」は、「苦(く)」「死(し)」を連想させることからプレゼントとして贈るのはNGです。
ハンカチ
ハンカチはかつて「手切れ」と呼ばれていたことから、「縁が切れる」ということを連想させるため、プレゼントにはタブーとされています。ただし、最近は気にする方も少なくなってきているため、高級感のあるブランド物や素材にこだわったものであれば、贈っても良いかもしれません。
包丁などの刃物
刃物もハンカチと同様、「縁が切れる」ということを連想させてしまうため、贈りものには不向きです。「お料理好きのお義母さんに包丁を贈りたい」という方もいらっしゃると思いますが、どうしても贈りたいという場合を除いて、刃物を贈るのは避けたほうが良いでしょう。
靴下やスリッパ
靴下やスリッパ、ルームシューズ、足袋など、足に履くものは「踏みつける」という意味にあたるため、目上の方へのプレゼントにはふさわしくありません。どうしても贈りたい場合は、その旨を一言添えて渡すとよいでしょう。
エプロン
エプロンには「家事を頑張ってください」という意味があるので、「姑」であるお義母さんに贈るのは避けたほうが良いでしょう。どうしてもエプロンを贈りたい場合は、親子お揃いで着られるエプロンや名入れできるエプロンがおすすめです。
商品券や現金
商品券や現金はプレゼントとしては一般的ですが、渡す相手によっては「見下されている」といった印象を与えてしまいます。よほど気心が知れているお義母さんでない限り、避けたほうが無難です。ネットショッピングに便利なAmazonギフトカードなども同様です。
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ギフトが決まったらメッセージを添えて贈りましょう
義母へのメッセージは、日頃の感謝の想いと尊敬の気持ちを込めて書くのがおすすめです。普段は少しくだけた口調で話している場合でも、きれいな言葉遣いで書くことで好印象につながるかもしれません。文例をいくつかご紹介しますので参考にしてみてください。
【同居している義母へ】
A)
お母さん、いつもありがとうございます
どんな時でも笑顔を絶やさないお母さんを心から尊敬しています。
これからも私の良き見本でいてください。
B)
○○さん(夫の名前)と結婚して▲年、
いつも優しくしてくださり、本当にありがとうございます。
たまには2人で美味しいご飯でも食べにいきましょう。
【近くに住んでいる義母へ】
いつも○○(子どもの名前)の面倒を見ていただきありがとうございます。
○○は「おばあちゃん大好き!」といつも私に言っています。
これからも私たち家族をどうぞよろしくお願いいたします。
【遠方で暮らす義母へ】
A)
お母さん、いつもありがとうございます。
体調はいかがですか?
どうかくれぐれも無理をなさらないでくださいね。
夏休みに○○(子どもの名前)と遊びに行きます。
B)
お母様、いつも私たち家族を気にかけてくださりありがとうございます。
ずっと欲しがっておられた○○○(品物の名前)を贈らせていただきます。
○○(子どもの名前)と○○さん(夫の名前)と一緒に選びました。
喜んでくれると良いのですが・・・
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いかがでしたでしょうか。義母に贈る母の日ギフトはプレゼント選びも大切ですが、日頃の感謝の気持ちを伝えることが何より大切です。プレゼントが決まったら、メッセージカードなどを添えて贈りましょう。母の日は、お義母さんとの距離をグッと近づけるイベントでもあります。お二人の関係が良好であればあるほど「家庭円満」にもつながります。心のこもったプレゼントで気持ちを伝えましょう。
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