家族や友人の大切な記念日や、お世話になっている上司や部下のお祝いには、思いの丈をつづったメッセージカードを贈りませんか。最近はSNSやメールなどで気軽にメッセージを送り合う習慣がありますが、やはり手書きのメッセージカードのほうが記憶に残るのではないでしょうか。
そこで今回は、メッセージカードの選び方のポイントや、書き方のコツなどをご紹介します。
目次
メッセージカードの正しい選び方は?
まずはメッセージカードを選びましょう。以下のポイントを参考にして選んでみてください。
サイズで選ぶ
メッセージカードは、ある程度の大きさを考えて選ぶことが大切です。あまりにも大きすぎると相手の迷惑になりますし、小さすぎると文字が書けません。ハガキサイズの大きさがベストでしょう。
カラーで選ぶ
メッセージカードは、できるだけシンプルな色のものを選ぶのがおすすめです。相手の好きな色を把握している場合は、その色のカードを贈るとよいでしょう。子どもに贈る場合は、カラフルなものやパステルカラーのものを選ぶ方が多いようです。
メッセージを書くスペースも重要
たくさんメッセージを書きたいという方は、スペースがたくさんあるものを選びましょう。恥ずかしくてメッセージが書けないという方は、もともとメッセージが印刷されているものを贈るという手もあります。
郵送できるかどうか
メッセージカードを遠方の方に贈る場合は、郵送できるかどうかもポイントのひとつになります。手渡しで渡す場合は気にする必要はありませんが、大きすぎると迷惑になることので注意しましょう。
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カードのデザインで選ぶ
贈る相手との関係性も考慮し、喜ばれるデザインのカードを選ぶのはいかがでしょうか。
上司や恩師など、日頃からお世話になっている目上の方に贈る場合は、上品で落ち着いた雰囲気のカードや、文字だけが印刷されているシンプルなカードがおすすめです。
家族や友人など、関係性が深く気心も知れている方に贈る場合は、その相手をイメージしたカードが喜ばれます。
海外の友人に贈る場合は、日本らしいデザインのカードがおすすめです。和紙でできたカードや、浮世絵をモチーフにしたカードなどは、年代問わず喜ばれます。海外在住の日本人の方に贈れば、懐かしい日本を思い出してもらえるアイテムにもなります。
カードを開くと仕掛けが飛び出るものや、ひもを引っ張ると音が鳴るカードは、文字が読めない小さな子どもにも喜ばれます。人気のキャラクターが描かれたカードなどは、そのままインテリアとして飾っておくこともできます。
また、メロディー付きのカードは雰囲気を高めてくれます。定番のバースデーソングやクリスマスソング、誰もが知っている名曲や懐かしい童謡など、収録されているメロディーもさまざまです。贈る相手の好きな曲が入っているものがあれば贈ると喜んでもらえるかもしれません。
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メッセージカードの書き方のコツは?
メッセージカードの書き方には、いくつかのルールがあります。特に、上司や恩師など、目上の方に贈る場合は押さえておいたほうがよいでしょう。
横書きがおすすめ
日本語はもともと縦書きの言語ですが、メッセージカードには横書きがおすすめです。市販のメッセージカードのほとんどが横長の仕様になっているため、横書きで書いたほうが自然です。
素直な想いを伝える
普段面と向かって言えない言葉を伝えられるのがメッセージカードの良いところです。贈るシーンに合わせて、まずはお祝いの気持ちや感謝の想いを素直につづりましょう。
また、相手との思い出を振り返るエピソードを入れるのもおすすめです。
メッセージは表側に簡潔に書く
メッセージはカードの表紙の表側に書くのがマナーです。裏側に書くと字が透けてしまったり、読みにくくなる可能性があります。メッセージはストレートに気持ちが伝わるように、できるだけシンプルに書くのがポイントです。
カードの余白を意識する
カードの余白を上手に活用すると好印象につながります。余白があるからといって、スタンプやシールなどを貼って埋めてしまうと、ごちゃごちゃして見苦しくなってしまいます。あえて余白を意識して、文字をスッキリ書くと読みやすくなって気持ちが伝わりやすくなります。
メッセージカードを書き終えたら、カードと封筒の表面を同じ向きにして入れます。これは、相手が封筒の表面を見ながらカードを取り出した際に、すぐに中身が見えるようにするためです。凝った仕掛けのカードの場合は、仕掛けがサプライズになるような向きに入れましょう。
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すぐに使えるメッセージカードの文例
メッセージカードにはどのようなことを書くと喜ばれるのでしょうか。代表的なシチュエーションを例に挙げて、それぞれ相手別にご紹介します。
定年退職する父に
定年退職する父に贈る場合は、お祝いの言葉と長年の感謝の気持ちを書きましょう。健康を気遣う言葉やねぎらいの言葉、第二の人生を応援する言葉なども添えると良いでしょう。
例文)
お父さん、長い間本当にお疲れ様でした。
家族のために働き続けてくれたことに心から感謝しています。
これからはゆっくりして第二の人生を謳歌してください。
お酒はほどほどにね。
誕生日の母に
誕生日を迎えたお母さんには、お祝いの言葉と日頃の感謝の気持ちを書きましょう。普段は恥ずかしくて言えない言葉も添えると特別感が増して、さらに喜んでもらえると思います。
例文)
お母さん、誕生日おめでとう。
私が毎日元気でいられるのは、お母さんのおかげです。
どうか健康に気をつけて長生きしてください。
お母さんの子どもに生まれてよかったです。
誕生日の友人に
誕生日を迎えた友人に贈る場合は、お祝いの言葉と日頃の感謝の気持ちも書くと良いでしょう。印象的なエピソードや、これからも友達でいたいという一言も添えると絆が一層深まるのではないでしょうか。
例文)
誕生日おめでとう!
いつも励ましてくれたり相談に乗ってくれてありがとう。
これからもずっと一緒にいようね。
○○にとって素敵な一年になりますように。
引越しをする友人に
就職や転勤などを機に引越しをする友人には、これまでの感謝と新生活を応援する気持ちを書きましょう。健康を気遣う言葉や再会を望む言葉なども添えると喜ばれると思います。
例文)
引越しおめでとう!
待ちに待った新生活、慣れないこともあると思うけど楽しんでね。
落ち着いたらぜひ遊びに行かせてください。楽しみにしています。
退職する上司に
退職される上司に贈る場合は、お世話になったことへのお礼とねぎらいの言葉を書きましょう。上司から教わったことや、そのことをどう活かしていきたいか、なども添えると喜んでもらえるのではないでしょうか。
例文)
○○部長、長年の勤務本当にお疲れ様でした。
厳しくも温かくご指導いただいたことは、私にとって宝物となっています。
どうかお体に気をつけて、奥様とお二人で第二の人生を満喫してください。
栄転する上司に
栄転する上司に贈る場合は、お祝いの言葉や新しい職場で期待することを書きましょう。体を気遣う言葉や、上司との思い出などを添えても良いでしょう。
例文)
ご栄転おめでとうございます。
○○さんには新人の頃から大変お世話になりました。
今後も素晴らしい手腕を発揮されることと期待しております。
異動・転勤する部下に
仲の良い部下が異動・転勤する場合は、堅苦しい言葉ではなく、フランクな言葉を選んでも良いでしょう。相手のエピソードを交えつつ、新しい職場でも活躍できるようエールを送りましょう。
例文)
○○君、今までお疲れ様でした!
○○君の持ち前の根性と明るさがあれば、新しい職場でも輝けるはずです。
困った時はいつでも相談してね!
いかがでしたでしょうか。メッセージカードは、贈る目的や相手によって書き方が異なります。普段は言えない言葉でも、相手の喜ぶ顔を思い浮かべながら書くと自然に筆が進むこともあります。今回ご紹介した内容を参考にして、心のこもったメッセージカードを贈ってみてください。