テレワークや在宅勤務の推奨など、働き方のスタイルが大きく変わり始めている今、職場内でのコミュニケーションのカタチも多様化しています。そのひとつが、福利厚生ギフトです。
そこで今回は、福利厚生ギフトの由来や相場、おすすめのギフトなどについてご紹介します。
目次
福利厚生ギフトとは?
福利厚生ギフトとは、福利厚生サービスの一環として、会社から社員に贈るギフトのことです。2020年前半から加速化した「働き方の多様化」によって生まれた新しい取り組みです。
テレワークや在宅勤務の急速な普及により、社員はオフィスに行かなくても仕事ができるようになりました。働きやすくなった反面、社員どうしのコミュニケーションが減ってしまったことで、職場内の人間関係を深めにくくなりました。さらに新型コロナウイルスの影響などにより、歓送迎会や忘年会、社員旅行などのイベントの中止が相次ぎ、社員どうしが直接顔を合わせる機会も少なくなりました。そこで、職場のイベントのために確保していた福利厚生費を、社員への「ギフト」として還元することで、会社と社員のコミュニケーションを深めようというものです。
会社から従業員へのギフトといえば、これまでは創立祝いや社内表彰の記念品など、会社や業務を主体とするものが一般的でした。福利厚生ギフトは、そのような形式ばったものではなく、会社や経営者が社員1人1人を思いやる気持ちとともに贈るプライベート感のあるギフトなのです。
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福利厚生ギフトの相場は?
会社の規模によって異なりますが、福利厚生ギフトは5,000円以内が相場といわれています。基本的には全社員に贈る必要があるため、あまりに高額なものでは費用がかさんでしまいます。今後もテレワークを推奨していくのであれば、毎年費用がかかる可能性もあるので、無理のない金額を設定するとよいでしょう。
ただし、ギフトの内容によっては給与課税に該当する場合があります。特に商品券や金券などは所得税が課税される場合もあるため、あらかじめ税理士などに相談しておきましょう。
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おすすめの福利厚生ギフトは?
好きなものが自由に選べるギフト
老若男女誰にでも喜ばれるのが、好きなものを自由に選べるギフトです。Web上やカタログから自分の好きな品物やサービスが自由に選べる「デジタルギフト」や「カタログギフト」は特に人気です。グルメやドリンク、実用品、体験ギフトなど、さまざまなジャンルから選べるため、選ぶ楽しさも提供できます。カタログギフトは給与課税対象となるため注意が必要です。
家族と一緒に楽しめるグルメギフト
テレワーク中は自宅で食事を摂ることが多いため、老舗料亭の総菜などを詰め合わせたグルメギフトもおすすめです。温めるだけで簡単に食べられるため面倒な調理も必要ありません。仕事の活力にもつながるブランド物の牛肉や豚肉など贅沢感のあるグルメも人気です。家族と一緒に食事を楽しむ時間も提供できます。
ティータイムに華を添えるお菓子のギフト
仕事とプライベートの切り替えが難しいテレワークに、ひとときの幸せをとどけるお菓子の詰め合わせもおすすめです。クッキーやマドレーヌといった焼き菓子は、日持ちがするため賞味期限を気にせず楽しんでいただけます。適度な糖分が、仕事で凝り固まった頭をリフレッシュさせてくれます。
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ストレスを解消する癒しのギフト
テレワークで溜まりがちなストレスを解消する癒しのギフトもおすすめです。ブランド物の入浴剤やバスソルト、疲れた目をいたわるアイピローや肩や腰のコリをほぐすマッサージグッズなど、リラックスしてもらえるアイテムを贈りましょう。社員の元気が会社を大きく成長させます。
いかがでしたでしょうか。福利厚生ギフトを選ぶ際にもっとも大切なことは、社員を思いやる気持ちです。経営者や担当者の趣味嗜好を押し付けるような品物ではなく、社員に役立ててもらえるものを選びましょう。社員の満足度が上がれば、会社への愛情がさらに大きくなり、生産性の向上にもつながります。顔を合わせることが少ない今だからこそ、心のこもった福利厚生ギフトを贈って、社員どうしの絆を深める一助にしてください。
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