春は卒園や卒業の季節です。これまでお世話になったことへの感謝の気持ちを込めて、先生や恩師には素敵なギフトを贈りたいものです。そこで今回は、先生や恩師に贈るおすすめのギフトや押さえておきたいマナーなどについてご紹介します。最後には、すぐに使えるメッセージの文例もご紹介しますので参考にしてください。
目次
先生や恩師に贈るお礼のギフトはどうやって選ぶの?
先生や恩師にお礼のギフトを贈る場合は、記念に残るものを選ぶことが大切です。使ったらすぐに消えてしまうものは、子どもたちとの思い出までなくなってしまうようで寂しさがあります。子どもたちからのメッセージや写真を集めたアルバムなど、手元に残してもらえるものを選びましょう。また、お菓子やお花など気軽に受け取ってもらえるものもおすすめです。
先生や恩師に贈るお礼のギフトを選ぶ際は、以下のようなことに注意してください。
保管に困らないものを選ぶ
どんなに心を込めたギフトでも、大きすぎるものや重すぎるもの、お手入れに手間のかかるものなどは、かえって負担になってしまいます。卒園・卒業の記念として手元に残していただけるものを贈る以上、なるべく保管に困らないものを選びましょう。
派手になりすぎないものを選ぶ
先生や恩師に日常的に使っていただける実用品もお礼のギフトにふさわしいアイテムです。学校や職場で気持ちよく使っていただけるように、場にそぐわない派手なデザインのものは避けたほうがよいでしょう。シンプルながらも、品質の高さや高級感のあるデザインのものは喜ばれます。
公務員に贈りものはできない
公立の先生は公務員にあたるため、保護者や生徒からの贈りものは受け取ることは法律で禁止されています。私立の場合でも、学校によっては個人的な贈りものの授受を禁止しているところもあります。プレゼントを選ぶ前に、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
目上の方に贈ってはいけないものがある
先生や恩師など、目上の方に贈ってはいけないとされる品物がいくつかあります。「足で踏みつける」という意味がある靴や靴下、「縁が切れる」という意味の刃物、「別れ」を想起させるハンカチなどは、その一例です。お礼のギフトとして選ばれがちな文房具も「もっと勤勉に」という意味があるため、目上の方への贈りものにはふさわしくありません。ただし、思い入れがあって、どうしても贈りたいという場合には、ギフトを渡す際に他意がないことをさりげなく伝えましょう。
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先生や恩師に贈るおすすめのお礼のギフトは?
お花
先生や恩師に贈るお礼のギフトの定番といえば、お花です。性別や年代に関係なく多くの方に喜んでいただけるのがポイントです。最近とくに人気が高いのは、“枯れない花”と呼ばれるブリザーブドフラワーです。水やりなどの手間もかからないうえ、サイズも小ぶりで持ち帰りにも便利です。
スイーツ、お菓子
先生や恩師へのお礼のギフトには、スイーツやお菓子も定番です。有名ブランドの限定スイーツなど特別感のあるものを選ぶのがポイントです。個包装されている焼き菓子の詰め合わせは日持ちもするうえ分けやすく、先生方みなさんに贈ることができます。年配の先生には老舗店の厳選和菓子がおすすめです。感謝のメッセージを焼印にしたどら焼きなどは喜ばれるのではないでしょうか。
記念のアイテム
先生や恩師には、卒園・卒業の記念になる特別なギフトを贈りませんか。子どもたちの描いた絵やメッセージがプリントされたマグカップ、卒業式の日付を刻んだ置き時計やフォトフレームなどは人気です。子どもたちの存在を身近に感じることができる世界でひとつだけの贈りものこそ、何よりも喜ばれるアイテムではないでしょうか。
リラックスアイテム
先生や恩師の心身の疲れを癒してくれるリラックスアイテムもおすすめです。至福のバスタイムを演出するバスグッズ、首や肩のコリを揉みほぐすマッサージ器具などは、性別や年代に関係なく喜ばれているようです。毎日の仕事の疲れをとってもらえるようなアイテムを贈って、いつまでも元気な先生でいてもらいましょう。
普段使いしていただける実用品
日常生活で使っていただける実用品も、お礼のギフトにはおすすめです。有名ブランドのタオルや厳選されたコーヒーのギフトなど高級感のあるものを選ぶのがポイントです。また、男性にはネクタイやマフラー、女性にはスカーフやポーチなど、ファッションアイテムも人気のようです。
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今すぐ使える!先生や恩師に贈るメッセージ文例
ギフトを選んだら、メッセージを添えたカードを贈りましょう。限られたスペースでオリジナリティのあるメッセージを書くためには、子どもと先生との具体的なエピソードを絡めて書くことです。メッセージカードに子どもの写真を貼るなどのアレンジを加えると、さらに喜ばれます。
【卒園の場合】
文例1)
○○先生へ、○年間ありがとうございました。
先生のおかげで安心して楽しい幼稚園(保育園)生活をおくることができました。
これからもお体を大切にして保育士さんとしてご活躍されますようお祈りします
文例2)
毎日やさしく世話していただき、預けている間も安心して過ごすことができました。
入園時にできなかったことがどんどんできるようになっていく○○を見ていると、
△△先生に見ていただけてよかったという感謝の気持ちでいっぱいになります。
ありがとうございました。
文例3)
○○先生、お世話になりました。
娘にとって大切な成長の時期を、
素晴らしい先生に見守っていただけたこと、心より感謝します。
ありがとうございました。
【卒業の場合】
文例1)
〇〇先生
〇年間、娘が大変お世話になりました。
大学に合格できたのも先生のご指導のおかげです。
娘はこれからも先生の教えを胸に頑張っていくものと思います。
本当にありがとうございました
文例2)
〇〇先生、〇年間ありがとうございました。
自分の意見を言うのが苦手だった息子に、
いつもやさしく声をかけてくださり本当に感謝しております。
息子も学校が本当に楽しかったと申しております。
先生のこれからのご健康とご多幸を心からお祈りしております。
文例3)
〇〇先生、娘が○年間大変お世話になりました。
温かくご指導くださいましたこと、親子ともども感謝しております。
節目節目でいただいた先生からのアドバイスは、
中学校に進んでからも娘の励みになると思います。
どうか先生もお元気で。
本当にありがとうございました。
【習い事などの先生に贈る場合】
○○先生、○年間大変お世話になりました
先生に師事してから、毎日がとても充実していました。
芸事を続けることの大変さもありましたが、
それ以上に得たものは大きかったです。
本当にありがとうございました。
○○先生、ありがとうございました。
不器用な私をいつも励ましてくださり、とても救われました。
先生から学んだことはすべて私の財産です。
どうかくれぐれもお体を大切に。
またお会いできることを楽しみにしております。
いかがでしたでしょうか。卒園や卒業は、子どもたちにとって大きな節目です。ここまでの成長を見守ってくれた先生や恩師にギフトを贈ることは、保護者にとっても節目です。今回ご紹介した内容を参考にしていただき、先生や恩師に喜んでいただける素敵なギフトを選びましょう。
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