いつもお世話になっている職場の女性が、もうすぐ産休に入ることになれば、心のこもったギフトを贈りたいものです。しかし、出産前の女性にどんなものを贈ればいいのか、何をもらったら嬉しいのか、よろこんでいただけるプレゼント選びは案外難しいものです。ベビー用品を早々に贈るとプレッシャーになってしまうなど、大切な贈り物だからこそ、注意すべきポイントもあります。
そこで今回は、産休を迎える職場の女性に贈りたいおすすめのギフトや贈ってはいけないアイテム、予算の相場や贈るタイミングなどの基本マナーについてご紹介します。
目次
産休に入る女性には体を気遣うギフトがおすすめ
産休を迎える女性には、妊娠中の自分自身の体を気遣うようなギフトがおすすめです。マタニティ用のパジャマ、オーガニック系の入浴剤といったリラックスアイテム、厚手のソックス、ブランケット、湯たんぼなどの冷え症対策グッズは、出産後も手軽に使えるギフトとして喜ばれます。
妊娠中はホルモンバランスの変化で肌が荒れやすくなることがあるので、肌にやさしいマッサージオイルや妊娠線予防クリームなども人気です。妊娠中でも安心して飲めるノンカフェイン飲料や出産前に飲むと良いとされるハーブティー、気軽につまめるお菓子の詰め合わせなどもおすすめです。
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産休に入る女性に絶対に贈ってはいけない3つのアイテム
安産祈願やベビーグッズ
「元気な赤ちゃんを産んでください」という思いから、安産祈願のお守りを贈るのは、実はNGです。出産は経過が順調でも、無事に産まれてくるまで何が起こるかわかりません。良かれと思って贈ったお守りが、余計なプレッシャーになってしまうこともあるので避けたほうがよいでしょう。
また、ベビーカーやおもちゃなどのベビーグッズも育児中であれば問題ないですが、産休に入るタイミングで贈るのは避けたほうが無難です。
カフェイン入りの飲み物
出産前の女性に、コーヒーなどのカフェイン入りの飲料を贈るのはNGです。妊娠中は母親の血液を通して赤ちゃんに栄養が届けられるため、カフェインを摂取することができません。妊娠中でも気にせず飲むという方もいらっしゃいますが、カフェインは出産後の授乳に影響が出る可能性も指摘されており、贈りものに選ばないほうが無難です。
香りの強いアイテム
妊娠中の女性の中には、香りや匂いに敏感になるという方も多いようです。香りや匂いが強すぎるものを嗅ぐと、つわりを起こす可能性があるため、香りの強いお花やアロマグッズなどは贈らないほうが安心です。無香料のものや、匂いのしないアイテムを選ぶようにしましょう。
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産休に入る女性にギフトを贈る際に気をつけたい「3つの基本マナー」
出産にまつわるお祝いは「出産後」に贈るのがベスト
まず大前提として覚えておきたいことは、出産にまつわるお祝いは出産後に贈るのがよいということです。出産は命かげであり何が起こるかわからないからです。
しかし最近は、育児休暇を長めに取得するケースが多く、産休に入ることで職場の上司や同僚と長期間会えなくなることがほとんどです。そのため、産休に入る段階でお祝いを贈ってもマナー違反になることはありません。
「しばらく会えない人」や「出産祝いをいつ贈れるかわからない人」など、何らかの事情がある場合は贈っても構わないでしょう。だからといって、何でもいいというわけではありません。出産前にお祝いを贈る場合は、妊婦さんの体のことを最優先に考えてギフトを選ぶことが大切です。
産休に入る女性へのギフトは3,000円〜5,000円が相場
産休に入る女性へのギフトは、相手との関係性によっても異なりますが、一般的には3,000~5,000円が相場といわれています。
職場などグループで贈る場合は、1人1,000円程度を目安にするとよいでしょう。1人で用意するよりも高価なものが選べるので、ギフトの選択肢が広がります。あまり高額なものを贈ると相手に気を遣わせてしまうことになるので、気兼ねなく受け取ってもらえる程度の金額で贈りましょう。
ギフトは産休の準備を終えたタイミングで渡す
産休に入る女性へのギフトは、相手が産休の準備を整えたころに渡すのがベストです。あまり早すぎると、相手に気を遣わせることになるので注意してください。
産休を機に職場を退職されるという場合は、送別の意味も込めて退職当日に渡します。当日は荷物も多くなることが予想されるので、自宅に荷物を持ち帰ったタイミングを見計らって渡すとよいでしょう。
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いかがでしたでしょうか。産休に入る前のギフトは、出産祝いのような細かい決まりごとが少ないので、つい気軽に選びがちですが、妊婦さんへの配慮は絶対に忘れないようにしましょう。産休に入れば、同僚や友人と会って話す機会も少なくなります。無事に出産するまで元気な気持ちでいられるような素敵なギフトを贈りましょう。
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