結婚式や二次会で配るギフト、退職や引っ越しのご挨拶、お世話になった先輩へのお礼など、ちょっとした感謝の気持ちを伝える時にぴったりなのが、プチギフトです。そこで今回は、おすすめのプチギフトや、贈る際のマナーなどについてご紹介します。
目次
プチギフトの相場は?
一人当たり、およそ300~2,000円が相場のようです。ご予算と相談して決めてください。とてもお世話になった方や大家さんなどに贈る場合は、相場よりも少し多めの予算で用意するという方も多いようです。あまり高額な品物は、お相手を恐縮させてしまうことにもなるので避けた方が良いでしょう。
<豊富なサイズをご用意 ヨックモックの「シガール」はこちら>
贈る際のマナーは?
プチギフトには、これといったマナーがないので、気軽に品物を選ぶことができます。結婚式や二次会などでプチギフトを贈る場合は、「すべてのゲストに同じもの」を用意するのが一般的です。また、退職や引越しのご挨拶として贈る場合は、相手に気を遣わせない程度の気軽なものを選びましょう。もらっても困らない実用品や、いくつあってもうれしい消耗品などが定番です。
プチギフトには「のし」をつけるといった特別なマナーはありませんが、何かをしてもらったお礼であれば、1ヶ月以内に贈るようにしましょう。その際、感謝の言葉を書き記したメッセージカードを添えると、より気持ちが伝わります。
<サクッとした食感のラングドシャ―にチョコレートをサンド 「クッキーラングドシャー」はこちら>
おすすめのプチギフト5選
スイーツ・お菓子
お呼ばれなどに持参する手土産として人気なのが、クッキーなどの洋菓子です。中でも、配りやすい個包装のものはおすすめです。ご年配の方や取引先の方に贈る場合は、老舗店のお菓子や、季節を感じさせる和スイーツなどもおすすめです。
コーヒー・お茶
日持ちがするコーヒーやお茶は、ちょっとしたお祝いごとに喜ばれるギフトです。おいしいコーヒーやお茶を飲みながら楽しむ優雅な時間も、贈りものの1つと言っても良いでしょう。お菓子とセットで贈るのもおすすめです。
ステーショナリー
プチギフトで贈るステーショナリーは小さくて可愛らしいものが多いので、女性や子供に喜ばれるのではないでしょうか。いくつ持っていても損はしないものでもあるのでおすすめです。最近は、名前入りのボールペンやUSBメモリなども人気のようです。
日用品・雑貨
退職・転勤・異動などの挨拶回りで配るギフトとしては、タオルや洗剤といった日用品が人気です。また、カラーバリエーション豊富なおしゃれな雑貨はインテリアとしても人気です。
ハンカチ・ミニタオル
ハンカチは「別れ」を連想させるためギフトには不向きといわれていますが、ブランドものハンカチであれば贈っても良いでしょう。ミニタオルは外出先でもサッと取り出せるので、女性にうれしいギフトです。
<個包装で分け合える クッキー詰め合わせはこちら>
贈ってはいけないプチギフト5選
一方で、贈ってはいけないプチギフトも5つご紹介します。
割れ物(ガラス食器、陶磁器)
「割れる」を連想させる食器や陶磁器は「関係が壊れてしまう」という意味になるためNGとされています。ただし、最近は梱包もしっかりされているものが多いので、あまり気にされなくなっているようです。相手との関係性を考慮した上で選ぶと良いでしょう。
刃物
包丁やハサミなどの刃物類は「縁を切る」という意味になるためNGです。
日本茶
日本茶は弔事に贈るものであり、慶事ではNGです。「お茶を濁す」という意味になるので、縁起が悪い品物とされています。紅茶やコーヒーは問題ありません。
4、9にまつわるもの
「くし」など、「9(苦)」や「4(死)」を連想させるものは、ギフトにふさわしくありません。お菓子の詰め合わせも、4個入りや9個入りは避けるなど、ちょっとしたことですが気を付けるようにしましょう。
靴、靴下、履物など
靴や靴下、履物などは「足で踏みつける」という意味があるため、目上の方に贈るのは失礼にあたります。男性用の靴下や女性用のルームシューズなどは人気のプチギフトですが、相手によっては誤解を与えてしまう可能性もあるので控えたほうが良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。プチギフトは、価格以上の価値を感じられる品物を選ぶのがポイントです。お相手に合わせた素敵なプチギフトを選んでください。
【関連コラム】
職場での好印象間違いなし!帰省や旅行 出張土産の選び方&渡し方
どんなものを贈ればいいの?「新築祝い・引っ越し祝いのマナー」
お盆や夏休みの帰省前に必見!親族がよろこぶ手土産&正しい渡し方
好感度アップ!義実家への手土産の選び方&お渡し当日の基本マナー