病気やケガで入院をしてしまった際は、身近な方の優しさや心遣いが普段以上に身に沁みますよね。無事に全快して退院することになったら、お見舞いに来てくださった方へのお礼として「快気祝い」を贈りましょう。今回は、快気祝いに関する基礎知識や、快気祝いにおすすめの贈り物についてご紹介いたします。
目次
快気祝いとは?
快気祝いは、病気やケガが治ったことを報告するとともに、お見舞いに来てくださったことへの感謝の気持ちを伝えるための贈り物です。 本来は、本人が病気の全快を祝い「お祝いのおすそ分け(内祝い)」としてお世話になった方へ贈られていたものでした。そのため「快気内祝い」とも呼ばれています。
贈る際の熨斗(のし)は、“一度切りでありますように”という意味のある「結び切り」の水引がついたものを使います。また、表書きは「快気祝」や「全快祝」で、その下に名入れをするのが一般的です。
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金額や贈る日取りの目安
快気祝いを選ぶ際に迷うのが、品物の金額の目安です。基本的には、お見舞いでいただいたものの「半分から3分の1程度」を金額の目安と思っておけばよいでしょう。また、品物は退院から10日以内(遅くても10日から30日以内の間)に相手方に届くよう手配しておくのがベストです。
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快気祝いの定番の品は?
快気祝いでは、“病気やケガが後に残らないように”という願いを込めて「食べてなくなるもの」や「洗い流すもの」を贈るのが一般的です。クッキーやチョコレートなどのお菓子類や、洗剤・石鹸・入浴剤といったアイテムは定番中の定番です。「溶けてなくなるもの」として、砂糖などの調味料を贈る場合もあります。
また最近では、「今治りました」とかけて「今治タオル」を贈る方も多いようです。香典返しとして贈られることの多い「日本茶」や、病気で寝込むことを連想させる「寝具」などは避けましょう。
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病気やケガをしてしまった際に、お世話になった方へ感謝の気持ちを伝える「快気祝い」。快気祝いの品物を持参して元気になった姿を見せることが、一番のお返しになります。直接渡すことが出来ない場合は、電話で全快を報告したり、お礼の言葉をつづった手紙を添えて、感謝の気持ちを伝えましょう。
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