お見舞いに行く時には手土産を持参しますが、「何を持って行こう…」と悩んでしまうこともあるでしょう。誰でも気軽に食べられるお菓子は、お見舞いの品として人気です。日持ちがする個包装の焼き菓子は、体調に合わせて少しずつ楽しむことができて良いでしょう。ですが、お見舞いに人気のお菓子でも、購入前に気を付けておきたい注意点がいくつかあります。
家族や友人、上司や同僚の入院のお見舞いにもっていく手土産選びのポイント、マナーや相場、避けたほうが良いタブーなど、今回は、お見舞いにお菓子を贈る際のマナーや注意点をご紹介いたします。
目次
体調や病状に合わせたチョイスを
手土産を持ってお見舞いに伺う際には、事前に相手の体調や病状を確認しておくことが大切です。検査や病気の関係上、食事制限はないか、手や口がふさがっていないかなどを本人や家族に確認しておきましょう。もちろん相手の好き嫌いを把握しておく必要もあります。また、入院中には生ものがNGな場合が多いので、生クリームを使ったケーキやシュークリームなどのお菓子は避けておいたほうが無難です。
匂いがするものや食べづらいものは避けて
大部屋などに入院をしている場合は、周りの入院患者への配慮も大切です。封を開けた時に、部屋中に匂いが充満するようなものは、他の人の迷惑になってしまうことがあります。控えめな香りで気軽に楽しめるお菓子類がおすすめです。また、食べる時に切り分けが必要なお菓子もお見舞いの品にはふさわしくありません。片手でも食べられる一口サイズのお菓子や、小分けになっているものなど、食べやすいものを選びましょう。
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日持ちのする焼き菓子がオススメ
プリンやゼリーなどのスイーツは、のど越しが良く食べやすいため、お見舞いの手土産によく選ばれますが、日持ちのする焼き菓子類(クッキー、サブレなど)もおすすめです。日持ちの短いものや、その日のうちに食べなければならないものは相手への負担となってしまうこともあります。日にちや保管方法などに配慮のいらない焼き菓子を選べば、時間をかけてゆっくりと食べることができますし、退院時に持ち帰ることもできます。個別包装されているものであれば、好きな時に好きなだけ食べられて、より便利ですね。
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金額は3,000円~10,000円が相場
相手との関係性や入院期間にもよりますが、お見舞いの贈りものの相場は3,000円~10,000円です。相手との親密さやお付き合いの長さなどによって決めるようにしましょう。ただし、あまりに高額な品は相手に気を遣わせてしまうこともあります。あまり張り切り過ぎず、相場の範囲内で選ぶことが大切です。
いかがでしたでしょうか。お花や本などもお見舞いの手土産として定番の品物ですが、気軽に食べることができ、後に残らないお菓子は特に喜ばれる贈りものです。今回ご紹介した正しい選び方をマスターして、おいしいお菓子で元気づけてあげましょう。