入学や就職、転職、異動をきっかけに新生活をスタートさせる方は多いと思います。その方が身近であればあるほど、応援の気持ちを込めたギフトを贈りたいものです。そこで今回は、これから一人暮らしを始める男性に贈るおすすめの引越し祝いをご紹介します。
目次
引越し祝いの基本的なマナーを確認しておきましょう。
引越し祝いの相場は5,000円〜10,000円
引越し祝いは相手との関係性によって金額が異なりますが、おおよそ5,000円~10,000円が一般的な相場とされています。あまりに高額なものだと相手に気を遣わせてしまう可能性があるので、できるだけ上記の範囲内で選びましょう。しかし、男性はこだわりが強い方も多いので、予算にとらわれて安いものを選ぶのではなく、相手に本当に喜んでもらえるものを選ぶことが大切です。その場合は、15,000円ぐらいまで範囲を広げてもよいでしょう。
・友人に贈る場合:5,000円〜10,000円
・同僚、後輩に贈る場合:3,000円〜5,000円
・上司、先輩など目上の方に:5,000円〜10,000円
※連名で渡す場合は総額で10,000円〜20,000円を目安に
<ご予算や相手に合わせて選べる「クッキーラングドシャー」はこちら>
引越し祝いは「引越し後1〜2週間以内」に
引越し祝いを贈るタイミングは、引越し後1~2週間以内に贈るのがベストです。あらかじめ新居を訪問することが決まっているのであれば、その時に渡してもよいでしょう。引越し当日や前後の日は、荷物の片付けや整理などで忙しいため、引越しが落ち着いた時期に渡しましょう。引越しの前に渡してしまうと、かえって荷物を増やしてしまうことになるため注意してください。
「のし紙」の表書きは相手の引越し理由にあわせる
引越し祝いには、「のし紙」をつけて贈るのがマナーです。引越し祝いは何度あっても良いお祝いなので、水引は「紅白の蝶結び」のものを選びます。
表書きは相手の引越しの理由によって内容が変わります。マイホームを建てた場合は「御新築御祝」、中古の住宅やマンションを購入した場合は「御引越御祝」、昇進や栄転が理由の場合は「御栄転御祝」、一般的な転勤の場合は「御餞別」とします。どのように書けばいいのかわからない場合は、シンプルに「御祝」とするのが無難です。結婚に伴う引越しの場合は「寿」となります。
水引の結び目の下部に、自分の名前をフルネームで書きます。連名で贈る場合は、目上の方や年長者を中心に書き、その他の方の名前は順に左から並べて書きましょう。職場のグループから贈る場合は、代表者の名前を書き、左に「○○一同」と記入します。尚、記入する際は、黒の毛筆や筆ペン、ボールペンを使います。
「火」や「炎」を連想させるものはNG
タバコを吸う男性も多いと思いますが、ライターや灰皿、ガスコンロなど、「火」や「炎」を連想させるものは、引越し祝いにはふさわしくありません。また、「炎」を想起させる赤いものもできるだけ避けたほうが良いでしょう。
大きくてかさばるものはNG
冷蔵庫や洗濯機、テレビなどの家電や、テーブルやソファーなどの大きな家具は、スペース的に入らない可能性があります。相手から「これが欲しい」とリクエストがあった場合や、事前に部屋のサイズを把握している場合などを除いて、大きくてかさばるものは避けたほうが良いでしょう。
シンプルなデザインのものを選ぶと安心
ファッション性の高い家電や家具、インテリア雑貨を贈る場合は、どんな部屋にも合うようなシンプルな色やデザインのものを選ぶと安心です。色味が派手すぎるものや個性が立ちすぎるものは、新居の雰囲気を邪魔してしまう可能性があるので注意してください。
男性に贈るおすすめの引越し祝い6選
引越し祝いには、シンプルで実用性の高いアイテムが喜ばれます。タオルなどの消耗品やキッチン用品、新居を飾るインテリア雑貨、家電などが人気です。今回は、特におすすめの6つをご紹介します。
家電
引越し祝いの定番といえば、実用的な家電もそのひとつです。低価格なのに高性能を誇るロボット掃除機、新居をより快適にする空気清浄機、おしゃれなコーヒーメーカーなどが人気です。相手と親しい間柄であるなら、事前にリクエストを聞いておくと安心です。スタイリッシュな家電で新生活をより豊かにしてもらいましょう。
キッチンアイテム
料理が趣味の男性には、便利でおしゃれなキッチンアイテムがおすすめです。取っ手の取れるフライパンやお鍋、電気ポット、オールステンレスの包丁、おしゃれなブランド食器などが人気です。一人暮らしになると、キッチンに立つ時間が自然と増えるので毎日気軽に使っていただけます。
インテリア雑貨
引っ越し祝いの定番といえば、間接照明や時計、クッションなどのインテリア雑貨も人気です。新居の雰囲気がわかっている場合は、その雰囲気にあったものを選びましょう。また、新生活に華を添えるという意味合いから、最近人気を集めているのが観葉植物です。種類もサイズも豊富なので、相手の好みや新居のスペースにあったものを選ぶようにしましょう。
<バター豊かな風味は紅茶やコーヒーと相性抜群 「シガール」はこちら>
お酒
お酒が好きな男性には、限定醸造のビールや芳醇な香りのワインなどがおすすめです。自分では買わないようなプレミアム感のある銘柄や品種のものは特に喜ばれます。ワインのラベルに相手の名前と引っ越した日付を入れてプレゼントすれば、世界に一つしかない特別なギフトになります。
お菓子、スイーツ
甘いものが好きな男性への引越し祝いには、美味しいお菓子やスイーツも人気です。華やかな見た目のケーキや旬のフルーツを使ったスイーツはギフトにぴったりです。クッキーやフィナンシェなど日持ちのする焼き菓子なら、賞味期限を気にせず気軽に召し上がっていただけます。
カタログギフト
相手の好みがわからない場合や何を贈ったらいいのか迷ってしまった場合は、カタログギフトがおすすめです。さまざまな選択肢の中からご自身が好きなものを選んでいただくことができるので喜ばれます。
相手別に解説!「引越し祝い」の選び方のポイント
友人の男性に贈る場合は?
友人への引越し祝いには、相手の好きなものを贈るのが最も喜ばれます。欲しいものを事前に確認しておくと喜ばれます。「スイーツ+食器」「お菓子の詰め合わせ+コーヒーや紅茶」「洗剤+タオル」など、予算に合わせてセットで贈るのもおすすめです。
同僚の男性に贈る場合は?
親しい同僚の場合は、欲しいものを聞いて贈ることが多いようです。それほど親しくない関係性の同僚には現金が無難です。特別感のある上質なタオルのギフト、相手がお酒好きならビールのセットやワインなどもおすすめです。
目上の男性の方に贈る場合は?
上司や先輩など目上の方への引越し祝いに、現金や金券を贈るのは失礼にあたります。「お金を心配している」ことを連想させるため、品物やカタログギフトを贈りましょう。高級感のある食器や家電、観葉植物などが人気です。相手が家族と同居されている場合は、家族みんなで楽しめるグルメ系のギフトもおすすめです。
<個包装だから、お日持ちも安心 クッキー詰め合わせはこちら>
いかがでしたでしょうか。就職で一人暮らしを始める新社会人や、進学で一人暮らしを始める学生さんには、毎日の暮らしに役立つものを。転勤や異動で引越しをする大人の男性には、おうち時間を満喫できるようなアイテムを選びましょう。心のこもった引越し祝いで、大切な人の新生活にエールを贈りましょう。
【関連コラム】