公開日:2021/01/08

実は日本発祥だった!?バレンタインの起源と歴史

バレンタインデーといえば、女性から男性にチョコレートを贈る日として知られています。本命チョコ、義理チョコ、友チョコ、ご褒美チョコなど、バレンタインデーは時代に合わせて多様化しています。しかし、バレンタインデーにチョコレートを贈るという風習は実は日本独自のものであることをご存知でしょうか。

そこで今回は、バレンタインデーの由来と起源や海外のバレンタインデーについてご紹介します。

 

<日頃の感謝と、伝えたい想いを込めて ヨックモックのバレンタイン特集はこちら

 

バレンタインの起源


バレンタインデーの歴史は、ローマ帝国の時代にまでさかのぼります。当時ローマでは、2月14日は女神ユーノーの祝日とされており、翌日の2月15日はルベカリア祭というお祭りが行われる日でした。ユーノーはすべての神々の女王であり、結婚と家庭の神でもありました。このお祭りでは、男性が桶の中から女性の名前が書かれている紙を引き、その名前の女性と祭りの間パートナーとして過ごすことと定められていました。そして、パートナーとなった多くの男女はそのまま恋に落ち、結婚したと言われています。

しかし、ローマ帝国皇帝・クラウディウス2世は、若者が戦争に行きたがらない理由は、愛する家族や恋人を故郷に残した兵士の士気が下がることにあると考え、兵士たちの結婚を禁止してしまいました。それに反発したのが、キリスト教の司祭だったヴァレンティヌウスです。彼は、結婚を禁止された兵士たちのために皇帝に内緒で密かに結婚式を執り行っていました。そのことがやがて皇帝の耳にも入り、ヴァレンティヌウスに二度とそのような行為をしないように命令しますが、彼は命令に屈しなかったために処刑されてしまいました。その処刑日に選ばれたのが、祭りの前日である2月14日でした。

以降、国民はその日を祭日として、ヴァレンティヌウスに祈りをささげるようになったそうです。この「ヴァレンティヌウス」の名前が、「バレンタイン」の由来といわれています。2月14日は、それから1000年以上経過した14世紀以降に現在のように恋人同士が贈りものを交換するイベントとして定着しました。また、2月14日は旧暦で「春の始まり」にあたることから、愛の告白にふさわしい日と考えられ、プロポーズの贈りものをする「恋人たちの日」になったという説もあります。

 

<老若男女問わず喜ばれる バターの風味豊かなヨックモックの「シガール」はこちら

 

日本におけるバレンタインの始まり


バレンタインデーの贈りものといえば、チョコレートを思い浮かべる方がほとんどだと思います。欧米ではカードや花束を贈るのが一般的ですが、チョコレートを贈る習慣は日本が発祥といわれています。昭和11年に、神戸の老舗洋菓子メーカーが外国人向け英字新聞に「あなたのバレンタインにチョコレートを贈りましょう」という広告コピーを掲載したのが、バレンタインチョコの始まりだといわれています。また、昭和33年には東京都大田区のチョコレート業者が、デパートで開催されたバレンタインセールに合わせて、「バレンタインにはチョコを贈ろう」という広告キャンペーンを打ちました。この施策がマスコミに大きく取り上げられたことで、バレンタインデーにチョコを贈る習慣が、小学校高学年から高校生といった学生層に浸透したといわれています。

昭和40年代には「女性が男性に対して親愛の情を込めてチョコレートを贈る」という、「日本型バレンタインデー」の様式が定着したようです。現在、日本ではチョコレートの年間消費量の約20%が、2月14日に消費されるともいわれています。

また、1980年代前半に登場した友人男性やお世話になっている男性に贈る「義理チョコ」や、同性間で贈り合う「友チョコ」、男性から女性に贈る「逆チョコ」、自分のために購入する「ご褒美チョコ」など、時代の移り変わりとともに、日本独自の習慣として広まっています。

 

<さまざまな美味しさを詰めあわせ  ご用途に応じて選べる クッキー詰め合わせはこちら

 

世界のバレンタインデーは?


日本国内で独自の進化を遂げてきたバレンタイン。世界各国では、どのようなイベントなのでしょうか。4カ国の過ごし方をのぞいてみましょう。

 

アメリカ

アメリカのバレンタインデーは、日本とは対照的で、男性から女性に贈りものをするのが主流です。バレンタイン当日は、恋人や夫婦でディナーやミュージカルを楽しむことが多いようです。

 

フランス

フランスのバレンタインデーは、男性から女性に花やカードを贈るのが定番です。中でも、愛の象徴である真っ赤なバラの花は人気です。恋人たちのお祭りの日として親しまれており、恋人や夫婦は一緒に当日を過ごします。

 

イギリス

イギリスのバレンタインデーは、想いを寄せる人にひそかに想いを伝える日です。当日はメッセージカードを贈りますが、差出人の名前は書かずに、カードを受け取った方から行動をおこすのです。恋人や夫婦になった後も、そっとカードを贈り合うなど、ひそかな習慣は続いていきます。

 

中国

中国のバレンタインデーは、2月14日と7月7日の年2回あるのが特長です。男性から女性にプレゼントを贈る風習があり、バラの花は人気の贈りものとなっています。その本数にそれぞれ意味があり、10本には「絶対の愛を君に捧げたい」という意味があるようです。

 

<のし・ラッピング承ります   ヨックモックのギフトサービスはこちら

 

いかがでしたでしょうか。バレンタインにチョコレートを贈る習慣が日本発祥だったなんて、ちょっと意外ですよね。今回ご紹介した、バレンタインの起源や歴史、世界のバレンタインデー事情などを、相手にチョコレートを渡す際にお話ししてみてください。一年に一度しかない特別な時間を盛り上げる一助になれば幸いです。あなたの想い、しっかり届きますように。

 

【関連コラム】

プチギフトの定番と贈ってはいけないもの 結婚式 挨拶 お礼に

成人式は日本だけ?世界の成人祝い事情

 

なぜ仮装?なぜカボチャ?意外と知らない「ハロウィン」豆知識

 

  1. 転職
  2. 手土産
  3. 世界
  4. 取引先
  5. クッキー
  6. 残暑見舞い
  7. 成人の日
  8. 命日
  9. ダイヤモンド婚式
  10. 社内表彰
  11. 暑中お見舞い
  12. お取り寄せ
  13. お中元
  14. 旧盆
  15. お供え
  16. 挨拶
  17. 法要
  18. 引越し内祝い
  19. カジュアル
  20. メッセージカード
  21. お返し
  22. お彼岸
  23. 子供
  24. 七夕
  25. おすすめ
  26. 両親
  27. ガトーエクセラン
  28. 合格祝い
  29. 残暑お見舞い
  30. 外国人
  31. 詰め合わせ
  32. 解説
  33. 帰省
  34. 新築祝い
  35. 文例
  36. お香典返し
  37. クリスマス
  38. 出産
  39. 社会人
  40. 上司
  41. 結婚内祝い
  42. 退職
  43. 結婚記念日
  44. 発表会
  45. テレワーク
  46. アイデア
  47. プチギフト
  48. 文化の日
  49. 十三詣り
  50. 成人
  51. フルーツジュレ
  52. 贈り物
  53. 職場復帰
  54. NG
  55. 訪問
  56. 褒章
  57. 送り方
  58. 年始
  59. ティータイム
  60. 謝罪
  61. 卒園
  62. 節分
  63. 還暦
  64. 訃報
  65. クッキーラングドシャー
  66. 復職
  67. 準備
  68. メッセージ
  69. 水引
  70. ご祝儀
  71. お歳暮
  72. 弔事
  73. 初詣
  74. 七五三
  75. ハーフバースデー
  76. 法事
  77. 義実家
  78. 古希
  79. 快気内祝い
  80. 初正月
  81. 楽しい
  82. バレンタインデー
  83. コーデ
  84. 休日
  85. 義母
  86. 引越し祝い
  87. 家庭訪問
  88. 福利厚生
  89. 成人祝い
  90. 誕生日
  91. ケーキ
  92. 相手別
  93. 時期
  94. 意味
  95. スポーツ
  96. 出産内祝い
  97. 定番
  98. ホワイトデー
  99. 贈りもの
  100. お食い初め
  101. 引越し
  102. 叙勲
  103. うるう年
  104. 逆バレンタイン
  105. 選び方
  106. 相場
  107. 職場
  108. 新築内祝い
  109. 卒業祝い
  110. 焼き菓子
  111. 新生活
  112. 通夜
  113. 梅雨
  114. 焼き菓子詰め合わせ
  115. ポイント
  116. 御祝
  117. 風呂敷
  118. コーヒー
  119. 結婚
  120. 平服
  121. 洋菓子詰め合わせ
  122. クッキー詰め合わせ
  123. ハロウィン
  124. おうち時間
  125. 移転祝い
  126. 入学
  127. プレゼント.贈りもの
  128. 就職祝い
  129. 卒業
  130. 活用
  131. ゴールデンウィーク
  132. クッキー詰め合わせ.スイーツ
  133. 栄転祝い
  134. イベント
  135. 開業祝い
  136. お礼状
  137. 敬老の日
  138. 喜寿
  139. 女性
  140. 餞別
  141. 年齢別
  142. 紅茶
  143. ビジネス
  144. お見舞い
  145. 祝日
  146. ご挨拶
  147. 男女別
  148. おもてなし
  149. 由来
  150. 葬儀
  151. スイーツ
  152. 開店祝い
  153. カーネーション
  154. 冠婚葬祭
  155. プレゼント
  156. 男性
  157. 義父
  158. いつ
  159. 商品券
  160. 仕事復帰
  161. 災害見舞い
  162. 地域別
  163. 母の日ギフト
  164. 南青山ロール
  165. 洋菓子
  166. タブー
  167. 閏年
  168. 家族
  169. 昇進祝い
  170. 卒寿
  171. 菓子折り
  172. 白寿
  173. 新盆
  174. お年玉
  175. 立冬
  176. 八十八夜
  177. お菓子
  178. 長寿
  179. 厄払い
  180. チョコレート
  181. マナー
  182. 掛け紙
  183. 入社祝い
  184. 米寿
  185. 葬式
  186. 記念品
  187. 年賀状
  188. 楽しみ方
  189. 結婚祝い
  190. 結婚式
  191. 香典
  192. 旧正月
  193. ギフト
  194. 異動
  195. 個包装
  196. 父の日
  197. クッキーラングドシャ―
  198. 手渡し
  199. イースター
  200. 内祝い
  201. 転勤祝い
  202. シガール
  203. お菓子詰め合わせ
  204. オンライン
  205. チョコ
  206. ジューンブライド
  207. のし紙
  208. 母の日
  209. 成人式
  210. ラングドシャー
  211. ビスケット
  212. 挨拶回り
  213. お詫び
  214. 子どもの日
  215. 歴史
  216. 寒中見舞い
  217. 会葬御礼
  218. 厄年
  219. お供え物
  220. 初節句
  221. お祝い
  222. GW
  223. お中元.マナー
  224. 金婚式
  225. 産休
  226. お土産
  227. 告別式
  228. 就職
  229. 赤ちゃん
  230. 過ごし方
  231. 友人
  232. 暑中見舞い
  233. 服装
  234. 孫の日
  235. 卒園祝い
  236. 快気祝い
  237. 銀婚式
  238. 結納
  239. お盆
  240. 二次会
  241. お花見
  242. 半返し
  243. 洋菓子.洋菓子詰め合わせ
  244. 雨の日
  245. アイスクリーム
  246. 年末
  247. 退職祝い
  248. お呼ばれ
  249. のし
  250. クリスマスケーキ
  251. 慶事
  252. 入園祝い
  253. 差し入れ
  254. 永年勤続
  255. バレンタイン
  256. 面接
  257. ゼリー
  258. 祝賀会
  259. 御礼ギフト
  260. 立秋
  261. 傘寿
  262. サブレ
  263. お正月
  264. お泊り会
  265. お年賀
  266. お餞別
  267. 記念
  268. 年末年始
  269. 転勤
  270. 入学祝い
  271. 豆知識
  272. 喪中
  273. アイスティー
  274. 引き出物
  275. お礼
  276. 出産祝い
  277. クッキー詰めわせ
  278. 年代別
  279. 帰省土産
  280. 香典返し
  281. 子ども
  282. 夏休み
  283. こどもの日
  284. パーティー
  285. 緑寿
  286. 社内イベント
  287. 季節のご挨拶