こどもの日は、男の子の成長をお祝いする特別な節句です。特に、生まれたばかりの赤ちゃんにとって、初節句は一生に一度の特別な節句。一生に一度しかないからこそ、特別な気持ちでお祝いのギフトを贈りたいものですよね。そこで今回は、初節句を迎える男の子に贈るおすすめのギフトや相場、マナーなどについてご紹介します。
目次
初節句のお祝いを贈る際の3つの基本マナー
初節句の1ヶ月前までに贈りましょう
初節句のお祝いを贈る時期は、贈るものによって異なります。鯉のぼりや五月人形など節句飾りを贈る場合は、節句の1ヶ月前までに。それ以外のギフトを贈る場合は、半月ぐらい前までに。お祝い金を渡す場合は、当日でもOKです。初節句の食事会に招待されている場合は、その時に渡しましょう。
金額の相場は関係性によって異なります
初節句のお祝いは、贈る相手との関係性によって異なります。祖父から孫に贈る場合は50,000円~100,000円、親戚から甥に贈る場合は5,000円~10,000円、友人・知人から贈る場合は3,000円~5,000円が一般的な相場とされています。関係性が近いほど金額が高くなる傾向がありますが、初節句を迎える子どもの両親の希望に合わせたものを選ぶとよいでしょう。また、贈る相手の赤ちゃんに幼い兄や姉がいる場合は、上の子向けのプレゼントも添えると喜ばれます。
のし紙は「紅白蝶結び」の水引がついたものを
初節句のお祝いを贈る際は、のし紙をつけるのがマナーです。水引は「紅白蝶結び」のものを選び、表書きには「初節句御祝」「祝初節句」もしくは「御祝」と書き、水引の結び目の下に「送り主の氏名」を書きます。太く濃く書くことが縁起がよいとされているため、毛筆か筆ペン、サインペンで書くのがマナーです。ボールペンはNGなので注意してください。また、初節句のお祝いは。贈った相手の名前と目的が相手にすぐにわかるように、「外のし」で贈るのがマナーです。この風習は地域によって異なる可能性があるため事前に確認しておきましょう。
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男の子の初節句におすすめのギフト5選
おもちゃ
初節句のお祝いの定番ギフトといえば、おもちゃです。特に、赤ちゃんの好奇心を刺激する知育玩具は特に人気です。さわると音が鳴るおもちゃ、キャラクターがデザインされたおもちゃ、口に入れても安心の木製のおもちゃなどがおすすめです。床を蹴って進む車や前後に揺らして楽しむ木馬などの乗用玩具は、室内でも楽しめるものを選びましょう。本人はもちろん両親にも喜んでもらえます。
鯉のぼり
初節句のお祝いに、鯉のぼりを贈るという方も多いようです。大空を泳ぐ大きな鯉のぼりは、家の広さや環境によっては設置することができないため、ベランダや机の上で飾れるコンパクトなものが人気です。部屋を華やかにするカラフルな鯉のぼり、あたたかみのある木製の鯉のぼりなどがおすすめです。どうしても大きな鯉のぼりが贈りたいという場合は、相手の両親に事前に相談しましょう。
絵本
初節句を迎える子どもには、絵本も人気のギフトです。こどもの日らしい鯉のぼりが登場する絵本や音の出る絵本、生まれたばかりの赤ちゃんにも認識できるハッキリとした色づかいの絵本がおすすめです。子どもの名前が入れられるオーダーメイドの絵本は特別感のあるギフトとして人気です。世界にひとつしかない絵本で、一生に一度の初節句をお祝いしてあげましょう。
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靴
初節句のお祝いのギフトには、ベビーシューズも人気です。特に、スニーカーは足をしっかり保護してくれるうえ、季節を問わず履いていただけるため喜ばれます。個性的な靴よりも、オーソドックスなデザインのものを選ぶのがポイントです。子どもの成長は早いため、あらかじめ大きめのサイズを選ぶと安心です。靴下とセットにして贈れば、気が利いているプレゼントとして両親にも喜んでもらえるのではないでしょうか。
服
何着あっても困らない洋服も、初節句のギフトにおすすめです。子どもは成長が早いので、すこし大きめの洋服を選ぶのがポイントです。特に人気なのが、赤ちゃんに着せやすく、手軽に和の雰囲気が出せる袴ロンパースです。肌にやさしいオーガニックコットンの肌着など、子どもの健康のことを考えた洋服を選びましょう。
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初節句のお祝いのお返しマナー
初節句のお祝いにお返しは必要なのでしょうか。初節句のお祝いは身内でのお祝いなので、お祝いをしてくれた両親には品物でお返しをする必要はありません。初節句をお祝いする食事会を開いて招待することでお返しとなります。
食事会を開催する場合
食事会を開催する場所は、子どもと母親の体調を最優先に考えて選ぶのがポイントです。個室のあるホテルのレストラン、座敷のある料亭など、広めの部屋にしておくと安心です。招待する方の人数や日程、送迎の有無や予算なども考慮して場所を決めましょう。おむつ替えや授乳スペース、駐車場などの有無もしっかり確認しておきましょう。
自宅で開催する場合は、節句ならではの料理やケーキなどでお祝いをします。端午の節句のお祝いでは、柏餅とちまきが定番です。食事の最後に、子どもの写真を添えたメッセージカードをお渡しすると、さらに記念に残るでしょう。
食事会を開催しない場合
お祝いをしてくれた両親が遠方に住んでいる場合や、タイミングが合わずに食事会に出席できなかった場合は、内祝いの品物を贈るのがマナーです。子どもの初節句の写真を添えて贈ると喜ばれるでしょう。
初節句の内祝いの相場は?
初節句の内祝いは、いただいたお祝いの半返し〜3分の1程度の金額を目安にするとよいでしょう。
初節句の内祝いを贈るタイミングは?
初節句のお祝いから1ヶ月以内が目安です。やむを得ない事情でお返しが遅くなってしまった場合には、お礼状を書いて遅くなったことに対するお詫びを述べましょう。
初節句の内祝いの「のし」は?
初節句の内祝いを贈る際は、のし紙をつけて贈るのがマナーです。「紅白蝶結び」の水引を選び、表書きには「初節句内祝」もしくは「内祝」と書きます。また、水引の結び目の下には、子どもの氏名のみを書きます。出産内祝いのようにふりがなを書く必要はありません。
初節句の内祝いの定番ギフトは?
お菓子の詰め合わせやスイーツなどの「消えもの」や、タオルや洗剤などの「実用品・消耗品」が人気です。品物選びに悩んでしまう場合は、相手が好きなものを自由に選ぶことができる「カタログギフト」もおすすめです。
いかがでしたでしょうか。赤ちゃんが生まれてはじめて迎える節句の日は、ご家族にとっても大切な記念になります。今回ご紹介した内容を参考にして、赤ちゃんとご家族に心から喜んでいただけるギフトを選んでください。赤ちゃんの健やかな成長を願いながら、一生に一度しかない初節句をお祝いしてあげましょう。
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