6月のイベントといえば、父の日。父の日は6月第3日曜日とされています。
そんな定番イベント「父の日」ですが、いつ、どこで始まったのか。世界の国々にも同じように父の日があるのか。皆さんはご存知ですか?
この記事では、誰かに話したくなる、父の日にまつわる豆知識をご紹介いたします。父の日の歴史を紐解いてみましょう。
目次
父の日はいつ始まったの?
父の日が生まれたのは、1910年のアメリカです。ワシントン州に住んでいたジョン・スマート・ドッド夫人が、男手ひとつで自分を育ててくれた父を讃えて、その誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけといわれています。「母の日のように父親にも感謝する日を」と牧師協会に嘆願したそうです。それからおよそ60年後の1972年に公式に祝日となりました。
日本に導入されたのは1955年頃。母の日は1949年頃から始まったので、だいぶ遅れて始まったことになります。
世界の「父の日」はいつ?
日本のほかに、アメリカ、イギリス、フランス、中国、インドなどが6月第3日曜日とされています。イタリアやスペインなどカトリック系の国では、「聖ヨセフの日」である3月19日。ロシアでは軍人・退役軍人に感謝する「祖国防衛の日」(2月23日)が父親に感謝する日となっています。また、台湾は8月8日ですが、これは「パパ」と中国語の「八八」の発音が似ていることに由来しているそうです。
父の日に贈る花は?
母の日といえばカーネーションを贈るのが定番ですが、父の日にはどんな花を贈れば良いのでしょうか。じつは、黄色いバラです。これは前述のドッド夫人が父親の墓前に白いバラを供えたことに由来しています。黄色いバラになったのは、1981年に設立された「日本ファーザーズ・デイ委員会」が、毎年父の日に「ベスト・ファーザー・イエローリボン賞」を選出しているためです。黄色は「愛と信頼と尊敬を表す色」として知られています。お父さんに贈る花にピッタリだと思いませんか?
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母の日と比べると少々影が薄いと言われてしまう父の日ですが、年齢を重ねるにつれて仕事や友人と過ごす時間が増え、父親と会話をする機会が減ってしまったという方も多いはずです。普段は感謝の気持ちも、父の日なら伝えられるという方も多いのではないでしょうか。
まごころのこもったギフトといっしょに、お父さんに感謝の気持ちを贈りましょう。