結婚25周年をお祝いする銀婚式、50周年をお祝いする金婚式など、日本には結婚記念日をお祝いする習慣があります。結婚60周年をお祝いする「ダイヤモンド婚式」も、そのひとつです。
しかし、銀婚式や金婚式は知っていても、ダイヤモンド婚式は知らなかったという方は少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、ダイヤモンド婚式の由来や風習、おすすめのプレゼントなどをご紹介します。
目次
ダイヤモンド婚式の由来は?
ダイヤモンド婚式とは、結婚60周年をお祝いする記念日です。「世界でいちばん硬いとされるダイヤモンドのように固い絆を持つ夫婦である」ということからダイヤモンド婚式と名付けられました。
結婚式以降の経過年数に名称をつける風習は、もともとはイギリスが起源だといわれています。その名称は、年数の経過とともに徐々に高価なものへと変化していきます。
15年目までは毎年名称がついていますが、それ以降は、5年ごとに節目の年として名付けられています。ちなみに、結婚65年目はブルーサファイヤ婚式、70年目はプラチナ婚式とよばれています。
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ダイヤモンド婚式のプレゼントの予算は?
ダイヤモンド婚式のプレゼントの予算は、ご夫婦との関係性によっても変わりますが、5,000〜15,000円が一般的な相場です。ダイヤモンド婚式だからといって、ダイヤモンドのネックレスや指輪を贈る必要はありません。低予算でも、メッセージや名前が入れられるプレミア感のあるプレゼントを用意することもできます。
予算は、どんなものを贈るのかによっても変わるので、ご本人たちの希望をうかがってから計画を立てるのもよいでしょう。価格以上の価値を感じられるプレゼントが、きっと見つかります。
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ダイヤモンド婚式はいつお祝いするの?
ダイヤモンド婚式のプレゼントは、結婚記念日当日もしくは結婚記念日の周辺の日に渡すのが一般的です。お祝いする席を別に設けるのであれば、その席で渡してもよいでしょう。
予定が合わずに、お祝いを渡すタイミングが大幅に遅れてしまうような場合は、その旨を電話などで事前に伝え、結婚記念日当日までに届くように贈りましょう。
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ダイヤモンド婚式に贈るプレゼントの選び方は?
年齢に配慮したものを選ぶ
ダイヤモンド婚式をお迎えになるご夫婦は、どんなに若くても70代後半、中には80代や90代に達している方もいらっしゃるでしょう。そのような高齢の方のお祝いをする場合は、ご本人の体調や健康面を十分に考慮したお祝いを計画しましょう。
たとえば食事会を計画する場合も、移動に負担のかからないレストランをチョイスするなどの配慮が必要です。ご本人の体調が悪い場合は、自宅に集まったり、気温や天候がいい日を選ぶとスムーズに進みやすくなります。
おふたりいっしょに楽しめるものを選ぶ
ダイヤモンド婚式は、ご夫婦が60年ともに歩んでこられたことをお祝いする日です。プレゼントする贈り物も、どちらかの趣味や好みに偏ったものではなく、夫婦共通で喜んでいただけるプレゼントを選びましょう。
ダイヤモンド婚式のおすすめのプレゼントは?
ワイン、日本酒
お祝いの定番のひとつが、お酒です。結婚60周年にちなんだ60年前のヴィンテージワインや、プレミアム感のある高級な日本酒は、お酒好きなご夫婦に喜ばれます。熟成されたワインはご夫婦のストーリーが感じられる素敵なプレゼントです。
相手の好みの日本酒がわからない場合は、ギフトセットや飲み比べセットがおすすめです。結婚60周年をお祝いする夜を特別な時間にしてくれることでしょう。
お花、プリザーブドフラワー
ダイヤモンド婚式にちなんだ、グレーや白のお花もプレゼントの定番です。最近は、花束よりも手間がかからないプリザーブドフラワーが人気のようです。
お花の美しさを長く楽しんでいただけるうえ、水やりなどのお手入れが不要であるということもポイントです。おふたりの記念日を華やかにお祝いしましょう。
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置時計
ダイヤモンド婚式には、置時計をプレゼントするのもおすすめです。高級感のあるクリスタル製の置時計や、シンプルなのに重厚感もある木製の置時計などが人気です。
名前やメッセージを刻印できるものや、お好みのモチーフをあしらったオリジナル時計もあるので、事前に好みなどをリサーチしておきましょう。おふたりの時を刻むアイテムとしてぴったりです。
名入れギフト
マグカップ、湯呑み、お箸といった普段使いできるアイテムに、おふたりの名前を入れてプレゼントしてみるのもよいでしょう。
世界にひとつしかない贈り物が、気持ちを和ませ、さらに絆が深まります。さまざまな種類があるので、おふたりの好みのものを探して贈りましょう。
お誕生日新聞
めずらしいプレゼントとして最近人気なのが、「お誕生日新聞」です。おふたりの誕生日、結婚記念日、子どもが生まれた日、退職された日など人生の節目にあたる日の新聞を贈ります。人生の節目にふさわしい、世界でたったひとつのプレゼントとしておすすめです。
いかがでしたでしょうか。プレゼントを贈る際は、感謝の気持ちや想いを綴ったメッセージカードや手紙を添えて贈りましょう。普段なかなか伝えられない言葉だからこそ、おふたりに喜んでいただけるのではないでしょうか。
ダイヤモンド婚式には、結婚60周年のお祝いだけではなく、長寿と繁栄を願うという意味もあります。大切な節目だからこそ、ご本人はもちろん、ご家族にとっても素敵な思い出になるようなお祝いを贈りましょう。
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