年末が近づいてくると、ビジネスの現場では「挨拶回り」が始まります。挨拶回りは、相手との良好な関係を築くだけではなく、ビジネスチャンスにもつながる絶好の機会にもなります。
そこで今回は、年末の挨拶回りのマナーやおすすめのギフトなどをご紹介します。
目次
年末の挨拶回りのマナー
年末の挨拶回りは、今年1年間お世話になった感謝の気持ちと、新しい1年も良い関係性を築いていきたいという気持ちを伝える大切な節目です。大事な取引先に挨拶を行わなかったり、相手の状況を考えずに勝手に挨拶回りをすると、悪い印象を与えることもあります。挨拶回りをする際は、以下のことに注意しましょう。
事前に上司の確認をとる
挨拶回りの予定を立てる前に、まずは上司に確認をとりましょう。年末の挨拶回りは、普段の挨拶回りとは異なり、上司を帯同する場合もあります。もし上司と相手先に訪問する場合は、自分と相手先だけではなく、上司のスケジュールも調整する必要があります。年末はスケジュールが立て込んでくる時期なので、帯同してもらうべきかどうかは早めに確認しておきましょう。
相手先には事前にアポイントメントを
顔を合わせて挨拶したいという場合は、できるだけ早めに相手先にアポを取りましょう。特に、年末は何かと忙しいシーズンなので、12月上旬にはある程度の日時を決めておくと安心です。なるべく多くの方に挨拶をしたい場合は、あえてアポなしで伺うこともあります。その場合は、ギフトなどと一緒に名刺を預けましょう。
年末の挨拶回りは12月27日頃までに
相手先の状況によって異なりますが、年末の挨拶回りは12月25日頃から営業終了日の前日頃までを目安にするとよいでしょう。あまり早すぎると、挨拶後に仕事のやりとりが発生する可能性があり締まりのない印象になります。年始の挨拶の場合は、営業開始日から2〜3日以内に(1月7日頃)までには済ませましょう。
挨拶は短く、丁寧に
相手先には多忙な合間をぬって時間をつくってもらっているので、長時間話し込むのはマナー違反です。感謝の気持ちを伝える言葉と、新年もお付き合いをさせてもらいたいというお願いを、手短に、かつ丁寧に伝えましょう。10〜15分ほどを目安に切り上げるようにしましょう。
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年末の挨拶回りにおすすめのギフトは?
挨拶回りの際には、心ばかりの品物を手土産として持っていきましょう。手ぶらでもマナー違反ではありませんが、先方の印象にも残りやすく好印象につながります。以下に、おすすめのギフトをご紹介します。
カレンダー
年末の挨拶回りの手土産といえば、社名などを入れたカレンダーが定番です。ちょうど新年のカレンダーを切り替える時期なので、相手先にも喜んでいただけます。壁掛けカレンダーにするのか、卓上カレンダーにするのか。実用性を重視するのか、デザイン性の高いものにするのか。相手先の雰囲気や使用シーンなどを想像しながら選びましょう。
タオル
実用性の高いタオルも、挨拶回りの手土産として人気です。何枚あっても困らないので備品として重宝されます。既製品のタオルに社名を入れて贈ることが一般的ですが、フェイスタオル、ハンドタオルのような他社とは違う形のものや、デザイン性のあるものを選ぶと、相手先の印象にも残りやすいでしょう。
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オフィスアイテム
社名やロゴの入ったメモ帳やボールペンなど、オフィスで使っていただけるアイテムもおすすめです。ビジネスではデジタル化が進んでいますが、メッセージやアイデアをサッと書き留めておけるため、デスク回りには欠かせないアイテムです。使用頻度も高いため、相手の記憶にも残りやすいのではないでしょうか。
スイーツ、お菓子
挨拶回りの手土産には、スイーツやお菓子の詰め合わせもおすすめです。クッキーやサブレなどの焼き菓子は、日持ちがするため賞味期限を気にすることもありません。個包装されているものは、仕事の合間にサッと手軽に食べていただけるため喜ばれます。少し余裕をもった数量のものを選ぶと安心です。
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ギフトには「のし紙」を忘れずに
挨拶回りに持っていくギフトには、のし紙を掛けるのがマナーです。紅白の蝶結びの水引を使用し、表書きには「粗品」もしくは「御挨拶」を書くのが一般的です。年始の挨拶回りの場合は「御年賀」もしくは 「御年始」とするのがよいでしょう。
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いかがでしたでしょうか。年末の挨拶回りは、担当している取引先や担当者の方に感謝の気持ちを伝える絶好の機会です。心を込めたギフトを手土産に、マナーを守った正しい挨拶回りを行ってください。大切なお客様とのお付き合いが、末永く良好に続くことを願っています。