公開日:2022/12/23

【文例も解説】寒中見舞いの基本マナー はがきや品物を贈る時のポイント

寒中見舞いは、はがきや手紙で出す場合と、品物を贈る場合があります。そこで今回は、大人ならぜひ知っておきたい寒中見舞いの基本的なマナーをご紹介します。

寒中見舞いとは?

寒中見舞いの「寒中」とは、二十四気の小寒から立春までの間のことです。二十四気とは1年を24の節目で区分する暦の区分法です。その中で、一年の最後に来る節目が「小寒」と「大寒」です。「小寒」は冬の寒さが厳しくなり始める頃で、「大寒」は冬の寒さがもっとも厳しい頃です。この「大寒」の後に来る節目が、春の始まりを告げる「立春」です。つまり、「寒中」とは「小寒」から「立春」の直前までを指します。ちなみに、2022年の「小寒」は1月6日(金)、「立春」は2月4日(土)です。従って、「寒中」は1月6日から2月3日までの期間となります。寒中見舞いとは、日本で古くから伝わる慣習の一つで、小寒から立春までの間に行う季節の便りのことです。一年の中で、もっとも寒さが厳しいとされる1月から2月初旬に、相手の健康を願いながら手紙や品物を贈ります。寒中見舞いは、喪中で年賀状が出せなかったときの代用や、相手が喪中ということを知らずに年賀状を出してしまったときのお詫び状としても活用できます。

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寒中見舞いをハガキや手紙で出す場合のマナー

「寒中見舞い」は「松の内」を過ぎてから出す

寒中見舞いは、「松の内」を過ぎてから立春までの間に送るのが一般的なマナーとされています。「松の内」とは、正月飾りである門松を飾っている期間のことです。寒中見舞いを送る期間は地域によって異なります。関東では1月8 日~2月4日の期間に、それ以外の地域では1月15日~2月4日までの期間に送るのが本来のマナーです。最近は、年賀状を出しそびれてしまった場合や返事ができなかった場合に寒中見舞いを送る方が多いようですが、年賀状の代わりになるからといって、新年を迎えてすぐに出すのはマナー違反になります。もし、期間内に寒中見舞いを出しそびれてしまった場合は、寒中見舞いではなく「余寒見舞い」として送ります。

 

定型の挨拶だけではなく相手を気遣う言葉も

寒中見舞いをはがきや手紙で出す場合は、「寒中お見舞い申し上げます」という定型文から書きはじめます。そして、相手の近況をうかがう言葉やこちらの近況をつづり、最後は「本年もどうぞよろしくお願いいたします」といったあいさつで締めくくるのが一般的です。「皆様もお身体にどうかご自愛くださいませ」といった相手を気遣うフレーズと組み合わせるのもおすすめです。年賀状の代わりとして寒中見舞いを出す場合は、「ご挨拶が遅れてしまい申し訳ございません」もしくは「服喪中のため新年のご挨拶を控えさせていただきました」などのお詫びの言葉をかならず添えましょう。はがきや手紙は、季節を感じさせるデザインやポストカード、便箋を使用するのがおすすめです。余った年賀はがきを使いまわすのはマナー違反にあたるので避けましょう。

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シーン別に解説!「寒中見舞い」のメッセージ文例

寒中見舞いにはどのようなことを書けば良いのでしょうか。シーン別に文例をご紹介します。

 

基本型

寒中お見舞い申し上げます
例年になく厳しい寒さが続きますが 皆様いかがお過ごしでしょうか
私ども家族は元気に過ごしております
どうか風邪などお召しになりませんようお祈り申し上げます
令和○年 ○月

 

友人など堅苦しくない相手に出す場合

寒中見舞い申し上げます
今年の冬は厳しい寒さのようですが皆様いかがお過ごしでしょうか
どうかお体を大切にお過ごしくださいますようお祈り申し上げます
令和○年○月吉日

 

目上の方に出す場合

寒中お伺い申し上げます
皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます
私ども家族も元気に過ごしております
時節柄、風邪など召しませぬようご自愛ください
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げております
令和○年 ○月吉日

※「お見舞い」は失礼にあたるので「お伺い」を使用します。

 

年賀状の代わりとして出す場合

寒中お見舞い申し上げます
新年のご挨拶が遅れてしまい申し訳ありません
私どもはおかげさまで元気に過ごせております
今年も何卒よろしくお願い申し上げます
令和○年 ○月

 

自分が喪中の際に年賀状をいただいた方に出す場合

寒中お見舞い申し上げます
寒さ厳しい折 皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます
昨年○月○日に父△△が他界しましたため 年頭のご挨拶を控えさせていただきました
本来であれば昨年中にお知らせすべきところ 行き届かずに大変失礼いたしました
本年も何卒よろしくお願い申し上げます
令和○年 ○月

 

喪中の方に出す場合

寒中お見舞い申し上げます
ご服喪中との由を賜り、年頭のご挨拶は控えさせていただきました
○○様がご逝去なさって、毎日お寂しいこととお察しいたします。
寒い日が続きますが、皆様くれぐれもお身体を大切にお過ごしください。
令和○年 ○月

※喪中の方への寒中見舞いに「お祝い」の言葉を使うのはNGです。

 

相手が喪中と知らずに年賀状を出してしまった場合

寒中お見舞い申し上げます
このたびは服喪中と存じ上げず 新年のご挨拶を申し上げ誠に失礼いたしました
御尊父○○様のご逝去を心よりお悔やみ申し上げます
時節柄、どうぞお身体を大切にお過ごしください
令和○年 ○月

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「寒中見舞い」に品物を贈る場合のマナーは?

 目上の方には「寒中お伺い」として贈る

お歳暮は本来、12月20日頃までに贈るのがマナーとされていますが、慌ただしくしているうちにお歳暮を贈りそびれてしまったということもあるでしょう。そのような時は、寒中見舞いをお歳暮の代わりにすることもできます。その場合も、はがきや手紙と同じように、松の内が過ぎてから立春までの間に贈るようにしてください。のし紙は「紅白蝶結び」のものを使い、表書きには「寒中御見舞」と書きましょう。贈り先が目上の方の場合は「寒中お伺い」とするのがマナーです。自身もしくは相手が喪中の場合は、「無地の奉書紙もしくは白の短冊」を使用し、表書きには「寒中御見舞」と記してください。

 

お歳暮として選ばれているものが人気

寒中見舞いをお歳暮代わりに贈る場合は、品物を選ぶ必要があります。お酒やジュースなどの飲料品、クッキーやアイスクリームなどのスイーツなど、お歳暮として選ばれているものと同じものが人気です。相手の年齢や家族構成を考えて選ぶのもポイントです。例えば、小さな子どもがいる家庭であれば、家族みんなで楽しめるお菓子の詰め合わせを。ご高齢の夫婦ならば、食べきりサイズの和菓子などを選ぶと喜ばれます。何を贈れば良いのか迷った場合は、どこの家庭でも使う洗剤やタオルなどを選ぶと良いでしょう。

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いかがでしたでしょうか。今回ご紹介したマナーをしっかり押さえて、適切な時期に、適切な方法で、寒中見舞いを送ってください。寒中見舞いは寒い時期のごあいさつですが、気持ちが伝わることで、こころが温かくなりますよ。

 

  1. 女性
  2. 福利厚生
  3. 相場
  4. 子供
  5. ケーキ
  6. 過ごし方
  7. 引越し
  8. スポーツ
  9. 楽しい
  10. カジュアル
  11. 卒園
  12. 転勤祝い
  13. 卒寿
  14. 年齢別
  15. 卒業
  16. 緑寿
  17. 七五三
  18. お呼ばれ
  19. 休日
  20. おもてなし
  21. 転職
  22. 結婚式
  23. 解説
  24. 年始
  25. 職場復帰
  26. 男性
  27. 告別式
  28. 出産内祝い
  29. 金婚式
  30. 記念
  31. 謝罪
  32. 御礼ギフト
  33. 雨の日
  34. お年玉
  35. 厄払い
  36. 準備
  37. 義実家
  38. 記念品
  39. 豆知識
  40. 送り方
  41. 相手別
  42. 香典返し
  43. 面接
  44. 取引先
  45. クッキー詰め合わせ
  46. 義父
  47. 誕生日
  48. 平服
  49. 家族
  50. 上司
  51. 入学
  52. 結納
  53. 引き出物
  54. 職場
  55. プレゼント
  56. 梅雨
  57. 新生活
  58. ハーフバースデー
  59. 発表会
  60. お彼岸
  61. 年末
  62. スイーツ
  63. 年末年始
  64. 古希
  65. 命日
  66. 活用
  67. ゴールデンウィーク
  68. 寒中見舞い
  69. 訪問
  70. お取り寄せ
  71. 母の日ギフト
  72. お礼状
  73. 半返し
  74. オンライン
  75. 開店祝い
  76. ビスケット
  77. 子ども
  78. お供え
  79. 閏年
  80. イベント
  81. 逆バレンタイン
  82. 社会人
  83. 初節句
  84. うるう年
  85. 移転祝い
  86. 世界
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  88. お泊り会
  89. 挨拶
  90. 合格祝い
  91. 就職
  92. 家庭訪問
  93. 残暑お見舞い
  94. カーネーション
  95. 災害見舞い
  96. ハロウィン
  97. 商品券
  98. 地域別
  99. プチギフト
  100. ジューンブライド
  101. お花見
  102. 褒章
  103. コーデ
  104. バレンタインデー
  105. 米寿
  106. アイスティー
  107. 手渡し
  108. お中元
  109. 残暑見舞い
  110. お菓子
  111. バレンタイン
  112. 祝日
  113. 帰省
  114. 洋菓子
  115. 旧盆
  116. 白寿
  117. 結婚記念日
  118. 香典
  119. マナー
  120. 贈り物
  121. お香典返し
  122. 退職祝い
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  127. ポイント
  128. クリスマスケーキ
  129. ティータイム
  130. 祝賀会
  131. ホワイトデー
  132. 孫の日
  133. 歴史
  134. クッキーラングドシャ―
  135. 文例
  136. 出産
  137. アイスクリーム
  138. 入学祝い
  139. 成人祝い
  140. ダイヤモンド婚式
  141. 慶事
  142. 社内表彰
  143. 成人
  144. お歳暮
  145. 個包装
  146. 父の日
  147. お祝い
  148. 訃報
  149. お詫び
  150. お菓子詰め合わせ
  151. アイデア
  152. 復職
  153. 友人
  154. 菓子折り
  155. コーヒー
  156. お礼
  157. 二次会
  158. 洋菓子詰め合わせ
  159. 十三詣り
  160. 挨拶回り
  161. こどもの日
  162. のし
  163. シガール
  164. テレワーク
  165. 卒園祝い
  166. ゼリー
  167. 時期
  168. 年賀状
  169. 卒業祝い
  170. 贈りもの
  171. おうち時間
  172. プレゼント.贈りもの
  173. ビジネス
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  175. 八十八夜
  176. 会葬御礼
  177. 引越し内祝い
  178. 法事
  179. メッセージカード
  180. 義母
  181. お供え物
  182. 由来
  183. 子どもの日
  184. 葬式
  185. 男女別
  186. 退職
  187. 定番
  188. 異動
  189. 服装
  190. 葬儀
  191. 昇進祝い
  192. 還暦
  193. 風呂敷
  194. 開業祝い
  195. 敬老の日
  196. 永年勤続
  197. 洋菓子.洋菓子詰め合わせ
  198. 手土産
  199. 結婚
  200. 御祝
  201. イースター
  202. メッセージ
  203. 差し入れ
  204. のし紙
  205. 社内イベント
  206. クリスマス
  207. 弔事
  208. 掛け紙
  209. 赤ちゃん
  210. お土産
  211. 初詣
  212. お盆
  213. 通夜
  214. 法要
  215. 紅茶
  216. 成人式
  217. 焼き菓子詰め合わせ
  218. 選び方
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  222. 文化の日
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  229. 旧正月
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  231. ギフト
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  234. クッキーラングドシャー
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  236. タブー
  237. 結婚祝い
  238. 母の日
  239. お食い初め
  240. 喪中
  241. 新築内祝い
  242. お見舞い
  243. お餞別
  244. 産休
  245. 快気祝い
  246. 叙勲
  247. 新盆
  248. 節分
  249. チョコ
  250. 暑中見舞い
  251. クッキー
  252. ガトーエクセラン
  253. 入社祝い
  254. 成人の日
  255. 水引
  256. 喜寿
  257. お正月
  258. お年賀
  259. 快気内祝い
  260. 就職祝い
  261. 厄年
  262. 転勤
  263. 年代別
  264. 引越し祝い
  265. 傘寿
  266. フルーツジュレ
  267. 仕事復帰
  268. 出産祝い
  269. ご挨拶
  270. 両親
  271. 銀婚式
  272. 外国人
  273. 帰省土産
  274. 立冬
  275. 初正月
  276. 暑中お見舞い
  277. 餞別
  278. 夏休み
  279. クッキー詰めわせ
  280. 立秋
  281. パーティー
  282. 七夕
  283. 季節のご挨拶
  284. 栄転祝い
  285. 入園祝い
  286. サブレ
  287. GW