結婚式や披露宴に出席してくれたゲストの方にお礼の意味を込めて渡すのが、引き出物です。どのようなものを渡せば良いのか、新郎新婦にとっては悩ましい問題ではないでしょうか。お二人にとっては初めての経験なので、不安になるのは当然のことです。
そこで今回は、ゲストの皆さんに感謝の気持ちがしっかり伝わるおすすめの引き出物をご紹介します。
目次
おすすめの引き出物ギフト4選
カタログギフト
引き出物として最も人気が高いものは、カタログギフトです。雑貨、グルメ、ブランド品など幅広いラインナップの中から、欲しいものを自由に選んでいただくことができるのでとても喜ばれます。カタログの種類によって異なりますが、友人・同僚には3,500円程度のコース、上司・目上の方には5,000円程度のコース、親族には8,000円程度のコースを選ぶという方が多いようです。
食器類
昔から引き出物として根強い人気を誇っているのが、食器です。特に目上の方への引き出物として多く選ばれています。普段の自分では買わないような海外ブランドのカトラリーセット、お酒を優雅に楽しむことができるペアグラス、使いやすさにこだわった上質な和食器など、実用性と機能性を兼ね備えた高級感のある食器が喜ばれているようです。なるべくシンプルなデザインのものを選ぶのがポイントです。
キッチン用品
実用性を重視したキッチン用品は、幅広い世代の方に使っていただける引き出物です。お料理がしやすくなるスライサーや電気ケトル、洗練されたデザインのコーヒーメーカーやブレンダーなど、機能的なアイテムが人気のようです。ル・クルーゼの可愛らしいお鍋は女性の方におすすめです。
タオルギフト
何枚あっても困らないタオルも人気の高い引き出物です。特におすすめなのが、肌触りが良く、お肌にも優しいタオルです。今治タオルやジルスチュアートといった有名ブランドのタオルは高級感もあり、品質の高さも保証されているため喜ばれます。オーガニックコットンやシルクといった上質な素材のタオルも人気です。タオルは持ち運びがラクな点も選ばれるポイントのようです。
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引き出物は直送便で贈るのがトレンド
結婚式の引き出物といえば、これまでは式場に依頼して手配をしてもらい、当日ゲストの方々に渡すのが主流でした。しかし、ゲストの方にわざわざ持ち帰っていただくことがデメリットでもありました。当日に雨でも降ってしまったら尚更大変です。そこで最近は、ゲストの負担を減らすため、引き出物を宅配するという方が増えています。インターネットで簡単に注文できる上、ゲストの方に直接送るため、式当日に相手の手をわずらわせることもありません。贈り分けもスムーズにできるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
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引き出物のマナーを押さえておきましょう
引き出物の相場は、平均5,000円程度
引き出物は、ゲストからいただくご祝儀の金額を想定して用意するのがマナーです。親族への引き出物は、5,000円~12,000円、上司・目上の方への引き出物は、5,000円~10,000円、友人・同僚への引き出物は、3,000円~5,000円が相場のようです。引き出物と引き菓子を用意する場合は、引き出物は3,000円~8,000円、引き菓子は1,000円~2,000円程度で組み合わせます。ただし、地域や家の事情によって考え方や風習が異なる場合があるので、わからないことはお互いの両親や身近な先輩夫婦に相談してみましょう。
ゲストに合わせて「贈り分け」を
結婚式や披露宴に出席されるゲストの方々は、立場も違えば年齢も性別も違います。そのため、最近の結婚式では、ゲストをいくつかのグループに分けて(①親族②友人同僚③目上の人の3グループに分けるのが主流)、引き出物の品物や金額を変える「贈り分け」を取り入れる新郎新婦が多いそうです。そのぶん引き出物の準備に手間がかかりますが、ゲストの皆さんに喜んでもらうためにも「贈り分け」をおすすめします。
引き出物の数は奇数に
引き出物の数は、1・3・5・7・9といった奇数にするのが縁起が良いとされています。奇数は割り切れない数であることから、「結婚する2人の仲が割れないように」という意味があります。引き出物の数は地域によって異なりますが、一般的には奇数である3点が主流となっています。豪華な披露宴が多い東海地方や北陸地方は3〜5点の引き出物を用意することが多いようです。
引き出物に避けるべきもの
陶器やガラス製品などの「割れるもの」は、新郎新婦の仲が壊れることを想起させるため、引き出物にはふさわしくありません。「縁が切れる」を連想させる包丁やハサミなどの刃物類もNGとされています。最近は昔ほど気にする方は少なくなっているようですが、重いものやかさばるものなど、持ち帰りに苦労するものはゲストの負担になってしまうため避けたほうが良いでしょう。
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いかがでしたでしょうか。引き出物は、ゲストの皆さんに喜んでいただけるものを選ぶことが大切です。それは品物の良し悪しだけではなく、ストレスなく受け取ってもらうことでもあります。「贈り分け」や「宅配便」などを上手に利用して、「素敵な結婚式だったな」と思っていただけるよう、心のこもった引き出物を選びましょう。
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