子ども同士で仲良くなると、互いのお家に泊まりに行く「お泊り会」をすることもありますよね。そんな時、事前に子どもにマナーを教えたり、相手のお家への感謝を忘れずに行いたいものです。
今回は、子どものお泊り会の際に確認しておきたいお世話になる家族へのマナーを紹介します。
目次
自分の子どもがお泊りに行く場合のマナーは?
まずは双方の確認をとる
子ども同士がお泊り会の予定を立てた場合、必ず親同士も確認をとりましょう。予定していた日に親が不在だったり、既にほかの予定が入っているかもしれません。また泊まりに来ることを快く思わない家庭の環境もあるかもしれません。くれぐれも子ども同士だけの約束で進めさせないようにしましょう。
相手のお家の迷惑にならないように配慮する
親同士の確認が取れ、自分の子どもがお友達のお家に泊まりに行く場合、できるだけ相手のお家の迷惑にならないよう配慮しましょう。夕食を食べる予定がある場合は、事前に子どもの食べ物アレルギーを相手の親に伝えておくことが必要です。
また、子どもにはお邪魔になるお家のルールは必ず守るよう、事前に伝えておきましょう。
持ち物は?
お泊まりに行く子どもには、歯ブラシやパジャマ、下着、靴下、着替えの洋服などを持たせるようにします。ハンカチ、ティッシュ、タオルも必要です。季節によっては寝る前に羽織る上着も用意しておきましょう。友達と一緒に遊ぶおもちゃは、相手のお家の迷惑にならないように大きさも考慮して選びましょう。
手土産は必要?
子どもがお友達のお家に泊まりに行く場合は、手土産を持っていくのが基本です。当日はお家まで一緒に行き玄関先でご挨拶とともに手土産を渡しましょう。ただし、相手の親御さんと仲が良い場合や、「よろしくね」「次は私の家に泊まりに来てね」など一声かけるだけで良い場合もあります。手土産の有無は、相手との関係性を考慮して決めましょう。
手土産の相場とおすすめは?
子どものお泊まりに持って行く手土産は、1,000円〜2,000円程度が相場です。あまり高価なものは相手に気を遣わせてしまうので気軽に受け取ってもらえるものが良いでしょう。みんなで食べられるような袋菓子や日持ちがするお菓子、ゼリー、ジュースなどがおすすめです。翌日の朝食になるようなパンやヨーグルトなども選ばれています。相手の子どもにアレルギーがないかどうかも確認しておくと安心です。
お泊まり会後のお礼は必要?
子どもがお泊まりさせてもらった場合、相手の方にはお礼をするのが親としてのマナーです。子どもを迎えに行く場合は、直接会って感謝の気持ちを伝えましょう。直接会うことがない場合は、子どもが帰宅後に電話をしてお礼を伝えましょう。帰りが遅い時間になってしまう場合は翌日でも構いません。
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相手の子どもが泊まりに来る場合のマナーは?
子どものお友達が泊まりに来る場合、まず注意することは食事です。食べ物のアレルギーがないかどうかを相手の親御さんに確認しておきましょう。当日は、好きなご飯や、子ども同士で楽しめるゲームを用意しておいてあげるのも良いかもしれません。
また、家の中に危険なものがないか確認し、あらかじめ片付けておく必要もあります。子どもたちには、のびのびと遊んでもらいたいところですが、子どもを預かっている以上、ケガをさせないよう注意する責任があります。気分が悪くなったり、危険なことをしていないか、こまめに様子を確認しましょう。子ども同士でケンカしていることに気づいたら、仲裁に入ることも必要です。おもちゃの取り合いなどをしていたら、なるべく自分の子どもにゆずらせましょう。いったん気分転換させるために、おやつタイムにしてあげるのもいいかもしれません。
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お泊まり会をお断りする場合の伝え方は?
子どもが「お泊まり会をしてもいい?」と言ってきた場合、親として断りたい場合もあるでしょう。そのような時は、頭ごなしに「ダメ!」と突き放すのではなく、なぜダメなのかをきちんと説明してあげることが大切です。
「うちにはまだ小さい赤ちゃんがいるでしょ。夜泣いたり起きたりするから、お友達にも迷惑をかけちゃう。赤ちゃんが大きくなったらやろうね」
「もし友達がおうちでケガをしたり熱を出してしまったら、向こうのパパやママも心配だよね。そうしたら友達もきっと寂しがると思うんだ」
「今はおうちが汚いからきれいに掃除してから呼んであげよう」
など、当たり障りのない丁寧な言葉で伝えましょう。
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いかがでしたでしょうか。お泊り会は、子どもにとっては、大好きなお友達と過ごすとっておきの時間です。一方で親にとっては、準備することも多く面倒と思うかもしれません。
しかし、見方を変えれば子どもの成長と喜びを分かち合う、チャンスにもなります。事前にマナーをしっかり確認し、楽しい思い出を作りましょう。
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