公開日:2021/05/28

覚えておきたい!お中元のお礼状の書き方とマナー

まもなくお中元の季節がやって来ますが、お中元を贈っていただいた方への「お返し」はどうされていますか? お世話になっている方や会社関係の方から、お中元をいただいたら、どのようにお礼をすればよいのでしょうか。そこで今回は、お中元のお礼状と、お返しの品物を贈る際のマナーなどについてご紹介します。

 

 

お中元のお返しは贈るべき?


お中元は、目下の立場から目上の方に対して「いつもお世話になっています」という感謝の気持ちを込めて贈るものです。そのため、贈ってくれた相手に対してお返しを贈らなければいけないという決まりはありません。しかしながら、お中元をいただいたまま何もしなくてもいいというわけではありません。お中元をいただいたら、相手の立場に関係なく、なるべく早めにお礼状を送りましょう。

 

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お礼状の正しい書き方は?


お礼状とは、お中元をいただいた相手に対して感謝の気持ちを伝えるものです。「品物をきちんと受け取りました」という報告の意味もあります。

 

お中元が届いたらすぐに送る

お礼状を出す時期は、早ければ早いほど良いとされており、一般的には3日以内に送るのがマナーです。どんなに遅くても品物が届いてから1週間以内には送るようにしましょう。お礼状を送る時期が遅れてしまった場合は、お詫びの言葉を書き添えると丁寧なお礼状になります。

はがき・手紙で送る

お礼状は、はがきや手紙で送るようにしましょう。取引先や上司など仕事関係の目上の方に対しては、縦書きの封書で送れば間違いありません。親戚や友人など親しい間柄の方に対しては、手紙よりも気軽なはがきでもOKです。LINEやメールなどで簡単に済ませることは避けましょう。

手書きで書く

お中元のお礼状は、なるべく手書きで書きましょう。最近は印刷されたお礼状でも特に失礼にはあたりませんが、手書きのお礼状のほうが感謝の気持ちが伝わりやすいという特徴があります。手書きでお礼状を書く場合は、毛筆やボールペン、万年筆を使いましょう。鉛筆や水性のカラーペンなどは文字が消えてしまったり、滲んで読みにくくなる可能性があるので避けたほうが無難です。

頭語と結語は必須

お中元のお礼状を書く際は、手紙のマナーともいえる頭語と結語を必ず使用しましょう。頭語とは一番始めの書き出しに書く言葉で、結語は文末に書き添える言葉です。頭語と結語にはいくつかの種類があり、必ず「対」で使用するため、正しい組み合わせを覚えておくことが大切です。

頭語と結語は相手に合わせて使い分ける必要があるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。

・ビジネス全般=「拝啓」と「敬具」
・目上の方に送る場合=「謹啓」と「謹白」
・親しい方に送る場合=「前略」と「草々」

 

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お礼状には何を書けばいいの?


お中元のお礼状は、以下の7つの項目について書くのが一般的な流れです。

 

①頭語

②時効の挨拶
季節を表現した書き出しの文章です。7月であれば「大暑の候」「盛夏の候」、8月であれば「晩夏の候」「残暑の候」などの時候の挨拶があります。

③健康・安否を尋ねることば
時候の挨拶の後に、健康や安否について尋ねます。相手が仕事関係の場合なら「貴社におかれましてはますますご清祥のことと存じます」、相手が個人であれば「皆様におかれましては、ますますお元気でお過ごしのことと拝察いたします」など、相手との関係性によって変わります。

④お礼・感謝のことば
次に、お中元をいただいたことに対する、お礼の気持ちを書きます。自分の好きなものをいただいたのであれば、その感想や家族の反応なども書き添えると喜ばれます。

⑤結びの挨拶
お礼を述べた後は、相手の健康を気遣う言葉を書きます。「暑さ厳しき折、皆さまくれぐれもお身体にはご自愛ください」や「末筆ながら、ますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます」などの一文で締めます。

⑥結語

⑦差出人の名前と日付
結語の後に、自分の名前と日付を書きます。名前はフルネームで、ビジネスの場合は会社名・部署名を忘れずに記載します。日付は、お礼状を書いた日の日付です。

 

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お中元のお返しを贈る際のマナーは?


お礼状だけではなく、お中元のお返しとして品物を贈るのもおすすめです。
その場合にも守るべきマナーがあります。

 

いただいた品物よりも安い金額のものを贈る

お中元をいただいた際のお返しは、いただいた商品よりも安いものを贈るのがマナーとされています。いただいたものと同等、もしくは、いただいたものより高額なものは贈らないようにしましょう。「もう二度と贈らないでください」という意味になってしまうため大変失礼にあたります。お返しの品物を選ぶ際には、相手を不快な気持ちにさせないように金額にも十分考慮しましょう。

のし紙の表書きや水引にも注意する

お中元のお返しに品物を贈る場合にも、のし紙が必要です。表書きには、「お中元」もしくは「御中元」と書くのが一般的です。ただし、自分よりも目下の方に贈る場合は「お礼」もしくは「御礼」でも良いでしょう。お返しを贈りそびれてしまった場合は「残暑見舞い」などに書き換えて贈りましょう。水引は種類によって意味が異なるため、目的にあわせた種類を選ぶことが大切です。お返しを贈る場合は、「5本もしくは7本の蝶結び」が最適です。

 

 

いかがでしたでしょうか。すでに述べたように、いただいたお中元にお返しを贈る必要はありません。しかし、どのような形であれ、お中元を贈っていただいた方に対して、お礼の気持ちを伝えることは大切なことです。今回ご紹介したような心のこもったお礼状と贈り物で、お礼の気持ちをしっかり伝えましょう。

 

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