公開日:2020/11/20

お年賀はどう贈る?時期は?相場は?喪中の時は?基本マナー徹底解説

「お年賀」と聞くと、「年始の挨拶回り」という意味にとらえられがちですが、本来はまったく違います。そこで今回は、“知ってるようで知らない”お年賀の基本的な知識や正しい贈り方、気をつけておきたいマナーなどをご紹介します。

 

お年賀とは?


お正月には古くから新しい年の神様(歳神様)をお迎えして祀る習慣がありました。お正月に門松を立てたり、鏡餅を供えたりするのは、その名残です。年始の挨拶回りには、歳神様や仏様へのお供え物を持参するのも習わしで、これが「お年賀」の起源になったといわれています。それがいつしか、手土産を持参するという形に変わり、年始の挨拶回りに持参する手土産を「お年賀」と呼ぶようになりました。

 

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お年賀を贈る正しい期間は?


お年賀は、正式には正月三ヶ日(1月1日〜3日)の間に行う年始挨拶の手土産として持参するのが礼儀です。しかし、三ヶ日は、お互いに都合がつかないということも少なくありません。そのような場合は、「松の内」と呼ばれる1月1日〜1月7日頃までに訪問するのが習わしとなっています。ただし、一般的には元旦は避けるのがマナーなので、お年賀を贈る期間は「1月2日〜1月7日頃まで」となります。松の内の期間は地域によって異なります。関東は1月7日まで、関西は1月15日までが松の内とされているので注意してください。

 

お年賀の相場の金額は?


お年賀は一般的に3,000円前後の品物を贈る方が多いようです。ただし、お付き合いの程度によって適切な金額は異なります。勤務先の上司やお取引先、両親や親戚などは、3,000円程度。近所の方などには、2,000円程度の品物を贈る方が多いようです。特にお世話になったという方には、相場を超える5,000円程度のものを贈る方もいらっしゃいますが、どんなに高価であっても5,000円程度とするのが一つの目安です。あまり高価なものを贈ると先方が恐縮してしまい、かえって印象が悪くなってしまうことがあります。ご自分の予算と照らし合わせながら、「相手が喜ぶものは何か」を考えながら品物を贈るようにしましょう。

 

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お年賀は「手渡し」で贈る


お年賀は相手のお宅を訪問して直接手渡しするのがマナーです。最近では、お中元やお歳暮はデパートや通販などのショップから発送してもらうことが多くなりましたが、お年賀は旧年中お世話になった感謝の気持ちと新年のご挨拶をかねた贈りものなので、できる限り郵送は避けましょう。相手を訪問する際は、まず連絡をして訪問日時を決めましょう。ご家族でゆっくり過ごす方の多い元旦や慌ただしい午前中などは避け、2日もしくは3日の午後1時〜午後2時ぐらいに訪問するのがスマートです。遠方に住んでいるために直接手渡せないという場合は郵送でもOKです。ただし、そのような場合でも、店舗から発送するのではなく、一度、自宅に持ち帰り(もしくは自宅に発送してもらい)、自宅から相手のお宅に発送しましょう。自宅から発送することで「直接渡す」という本来の形に近づけることができるので失礼にあたることはないでしょう。お中元やお歳暮に比べると手間のかかることかもしれませんが、感謝の気持ちを正しく伝えるためには直接渡すことをおすすめします。

 

お年賀の時期が過ぎてしまったら


お年賀は本来、松の内の期間に手渡しするものですが、ついうっかり渡しそびれてしまうこともあるかもしれません。そのような場合は「寒中見舞い」として贈りましょう。寒中見舞いは、寒さが厳しい時期に相手を気遣うための挨拶です。寒中見舞いの時期は1月8日〜2月3日、立春(2月4日)の前日までです(関東地方以外は1月16日〜2月3日)。

 

相手が喪中の場合は?


お年賀は「新しい年を迎えた慶び」をあらわすものでもあるので、相手が喪中の場合は控えましょう。松の内が過ぎた1月8日以降に、「本年もよろしくお願いします」という言葉を添えて「寒中見舞い」として渡すのがよいでしょう。ただし、表書きを「ご挨拶」とすることや、のしをかけずに「手土産」とすることで、喪中でもお年賀を渡すことができます。喪中の手土産にするのであれば、華やかなパッケージの品物は避けましょう。

 

のし紙の書き方は?


お年賀に用いる掛け紙は「のし付」で、水引は「紅白の蝶結び」のものを選びましょう。表書きには濃い墨で「御年賀」もしくは「御年始」と書くのが正式な書き方です。お年賀の表書きは、本来は毛筆で書くものですが、筆ペンでも問題はありません。ただし、ボールペンで書くのだけは避けてください。寒中見舞いの場合は「蝶結びののし紙」を使い、表書きに「寒中御見舞い」と書きます。喪中の場合は「水引なし・無地の奉書紙もしくは白の短冊」を使うのがマナーです。短冊は略式なのでビジネスなどで贈る場合は正式な掛け紙を使用することをおすすめします。

 

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いかがでしたでしょうか。お年賀は、これまでお世話になったことへの感謝と、今後のお付き合いに対するお願いの気持ちを込めて贈るものです。相手の都合にも配慮しながら、喜んでいただける品物を選び、適切な時期に贈ることが大切です。正しいマナーでお年賀を贈れば、グッと好印象をあたえることもできます。今回ご紹介した内容ぜひお役立てください。

 

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  1. 叙勲
  2. 暑中お見舞い
  3. ケーキ
  4. 七夕
  5. 南青山ロール
  6. 二次会
  7. お菓子詰め合わせ
  8. 洋菓子.洋菓子詰め合わせ
  9. 法要
  10. チョコレート
  11. お年玉
  12. クッキーラングドシャ―
  13. 義母
  14. お正月
  15. 謝罪
  16. 入学祝い
  17. 開業祝い
  18. 年代別
  19. クッキー
  20. 詰め合わせ
  21. 引越し
  22. 香典返し
  23. 楽しい
  24. 旧盆
  25. お食い初め
  26. 成人の日
  27. 差し入れ
  28. プレゼント
  29. のし
  30. オンライン
  31. 子どもの日
  32. 地域別
  33. 卒寿
  34. 贈りもの
  35. コーヒー
  36. 菓子折り
  37. のし紙
  38. クッキー詰めわせ
  39. お泊り会
  40. 結婚
  41. 季節のご挨拶
  42. カーネーション
  43. 父の日
  44. 傘寿
  45. 子供
  46. 異動
  47. 雨の日
  48. 豆知識
  49. 年齢別
  50. 厄払い
  51. 入社祝い
  52. 褒章
  53. お祝い
  54. 焼き菓子
  55. お呼ばれ
  56. 義実家
  57. 休日
  58. ギフト
  59. 法事
  60. タブー
  61. 結婚式
  62. 子ども
  63. ハロウィン
  64. アイスクリーム
  65. クッキー詰め合わせ
  66. スポーツ
  67. 出産
  68. 葬儀
  69. プレゼント.贈りもの
  70. ご挨拶
  71. 訪問
  72. 仕事復帰
  73. 快気祝い
  74. 新生活
  75. おうち時間
  76. 米寿
  77. 残暑お見舞い
  78. 風呂敷
  79. アイデア
  80. 挨拶
  81. 緑寿
  82. 敬老の日
  83. 結婚祝い
  84. 残暑見舞い
  85. クッキーラングドシャー
  86. 冠婚葬祭
  87. お花見
  88. ガトーエクセラン
  89. ラングドシャー
  90. 初詣
  91. 準備
  92. 結納
  93. 入園祝い
  94. ジューンブライド
  95. 喜寿
  96. 転勤祝い
  97. ハーフバースデー
  98. 初正月
  99. 過ごし方
  100. メッセージカード
  101. お中元.マナー
  102. 文例
  103. こどもの日
  104. 栄転祝い
  105. おもてなし
  106. 香典
  107. 立秋
  108. 帰省
  109. ご祝儀
  110. 入学
  111. 年賀状
  112. テレワーク
  113. 御礼ギフト
  114. 相手別
  115. 個包装
  116. おすすめ
  117. お礼
  118. 祝賀会
  119. 相場
  120. 発表会
  121. 開店祝い
  122. 半返し
  123. ゴールデンウィーク
  124. 慶事
  125. 新築祝い
  126. 引越し内祝い
  127. お歳暮
  128. 世界
  129. 上司
  130. 記念品
  131. 年始
  132. 送り方
  133. メッセージ
  134. 由来
  135. 内祝い
  136. 夏休み
  137. 暑中見舞い
  138. ホワイトデー
  139. お詫び
  140. いつ
  141. チョコ
  142. 葬式
  143. お供え物
  144. 寒中見舞い
  145. 洋菓子詰め合わせ
  146. 昇進祝い
  147. 家族
  148. 成人
  149. 銀婚式
  150. 孫の日
  151. 友人
  152. うるう年
  153. 結婚内祝い
  154. 活用
  155. お彼岸
  156. 贈り物
  157. 外国人
  158. 長寿
  159. 面接
  160. 文化の日
  161. 卒業祝い
  162. ビジネス
  163. 記念
  164. バレンタイン
  165. 掛け紙
  166. 社内表彰
  167. お見舞い
  168. 節分
  169. 焼き菓子詰め合わせ
  170. マナー
  171. サブレ
  172. 水引
  173. 誕生日
  174. 商品券
  175. 女性
  176. 引越し祝い
  177. お年賀
  178. 引き出物
  179. 卒園祝い
  180. 卒園
  181. 閏年
  182. 産休
  183. イベント
  184. 旧正月
  185. 新盆
  186. お菓子
  187. コーデ
  188. 意味
  189. 服装
  190. 結婚記念日
  191. 御祝
  192. プチギフト
  193. 就職祝い
  194. お取り寄せ
  195. 成人祝い
  196. 八十八夜
  197. 歴史
  198. 退職
  199. お礼状
  200. 出産内祝い
  201. 金婚式
  202. 初節句
  203. お盆
  204. 古希
  205. 快気内祝い
  206. GW
  207. 転勤
  208. 平服
  209. 復職
  210. 帰省土産
  211. 合格祝い
  212. 永年勤続
  213. 訃報
  214. ビスケット
  215. 祝日
  216. カジュアル
  217. 解説
  218. 福利厚生
  219. 取引先
  220. 男性
  221. 厄年
  222. シガール
  223. 挨拶回り
  224. アイスティー
  225. 義父
  226. 家庭訪問
  227. お餞別
  228. パーティー
  229. 移転祝い
  230. 災害見舞い
  231. 逆バレンタイン
  232. 成人式
  233. 紅茶
  234. お供え
  235. 手渡し
  236. 楽しみ方
  237. 新築内祝い
  238. 告別式
  239. 母の日
  240. 年末年始
  241. 手土産
  242. ゼリー
  243. 職場
  244. 定番
  245. お返し
  246. 洋菓子
  247. 転職
  248. 選び方
  249. 男女別
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  251. 就職
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  253. 年末
  254. フルーツジュレ
  255. 命日
  256. ダイヤモンド婚式
  257. クリスマス
  258. お香典返し
  259. 会葬御礼
  260. 十三詣り
  261. 社会人
  262. 七五三
  263. クッキー詰め合わせ.スイーツ
  264. 梅雨
  265. お土産
  266. 出産祝い
  267. 還暦
  268. 時期
  269. 赤ちゃん
  270. NG
  271. 職場復帰
  272. お中元
  273. 白寿
  274. 通夜
  275. イースター
  276. 餞別
  277. バレンタインデー
  278. スイーツ
  279. 退職祝い
  280. クリスマスケーキ
  281. 喪中
  282. ポイント
  283. 卒業
  284. 弔事
  285. 社内イベント
  286. ティータイム
  287. 母の日ギフト