お正月の挨拶マナーとお年賀におすすめの品とは？

おせち料理やお年玉、初詣など、何かと楽しみの多いお正月ですが、忘れてはならないのが知人へのご挨拶です。お正月のご挨拶は、相手のお宅に直接お伺いするのがマナーです。お宅へ伺った際に恥ずかしい思いをしないために、お正月の挨拶マナーやお年賀についてきちんと学んでおきましょう。
そこで今回は、お正月までにマスターしておきたい挨拶のマナーやお年賀の相場、おすすめの品をご紹介いたします。

好印象につながる！お正月の挨拶の基本マナー

お正月の挨拶回りのベストな時期は？

お正月に挨拶回りをする時期は、1月1日～1月3日の三が日が良いといわれています。ただし、地域によっても異なり、松の内の間にご挨拶をする地域もあります。その場合、関東では1月7日まで、関西では1月15日までとなります。お伺いする日を先延ばしにしてギリギリにならないよう注意しましょう。
元旦は家族だけでゆっくりと過ごすという方や、初詣に出かけるという方もいます。年明け初日にご挨拶にお伺いしたい気持ちもありますが、元旦は避けたほうが良いでしょう。伺う時間は、一般的には午後１時から2時ぐらいが目安と言われていますが、相手の事情に合わせて訪問時間を設定しましょう。

長居してもいいの？服装は？

また、お正月のご挨拶はできるだけ玄関先で失礼するのがマナーです。もし勧められて家にお邪魔する場合でも長居しないようにしましょう。ご挨拶にお伺いする際は、事前に連絡をしておくことも忘れないようにしましょう。服装はきちんとした印象を与える清潔感のあるものを選びましょう。男性はスーツもしくはジャケット、女性はワンピースが無難です。

ビジネスの挨拶回りの場合

お正月に挨拶回りする場合は、できるだけ松の内（1月7日）までに済ませましょう。相手先の事情などで難しい場合は、相手先に確認をした上で、1月15日頃までに済ませましょう。コートや手袋、マフラーなどはオフィスのエントランスに入る前に外すのがマナーです。

親戚、友人、知人への挨拶の場合

子どもが集まっている場合は、お年玉も忘れずに用意しましょう。お年玉は必ず新札で用意するのがマナーです。お札の肖像を内側にして左→右の順に三つ折りにしてから、ポチ袋に入れて渡しましょう。ポチ袋がない場合はティッシュペーパーなどに包んで渡します。

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お年賀におすすめの手土産5選

お正月のご挨拶には「お年賀」を持って行くのがマナーです。お年賀とは、お正月のご挨拶をする際に相手に渡す手土産のことです。相手のお宅に直接出向いて手渡しする事が基本です。どうしても配送が必要な場合は、購入店から直接配送するのではなく自宅から送るようにしましょう。紅白の水引がついたのしをつけ、表書きには「御年賀」と記入するのがマナーです。

お年賀の相場は2,000～5,000円程度で、相手との関係性によって品物の金額が異なります。年末に贈ったお歳暮と同じくらいの金額を目安にすると良いでしょう。

紅茶やコーヒーセット

年末のお歳暮からはじまり、年末年始は贈り物が増える時期です。そのため、生菓子などの日持ちがしないものを選ぶと相手を困らせてしまう可能性もあります。お年賀の品物を選ぶ際は、ある程度日持ちするものを選ぶのがポイントです。紅茶やコーヒーのセットは日持ちするものが多いため、日々少しずつ使用でき、相手の年齢を選ばずに贈ることができます。

お菓子

生菓子ではなく、クッキーなどの焼き菓子であれば日持ちが良いためお年賀にもおすすめです。子どもから大人まで好まれるので、家族や親族が集まるお正月にぴったりです。おいしいお菓子があると、家族団らんのひと時がさらに楽しくなるでしょう。お菓子を選ぶ際は、個別包装になっていると相手からの印象も良くなります。食べやすく日持ちのするお菓子を選びましょう。