サクサクとした食感が魅力のクッキー。お店で買うのも良いですが、たまには手作りのクッキーを家族や友人にプレゼントしてみるのも良いですよね。そこで今回は、おいしい手作りクッキーを作るコツや、作ったクッキーをサクサクのままおいしく保つための対策方法についてお伝えいたします。
目次
材料は1g単位で計量する
お菓子作りは正確な計量から始めます。材料はあらかじめ1g単位で計量できる量りを使い、計量しておきましょう。特に注意したいのが卵です。卵はそれぞれ大きさが異なっているため、同じ「卵1個」でも、出来上がりが大きく変わります。卵も必ず計量し、正確な分量を使いましょう。
バターは常温にもどして柔らかくする
クッキーをつくる上で欠かせないバター。砂糖や卵と混ぜる前に、しっかりと常温にもどして柔らかくしておくのがポイントです。そうすることにより、砂糖や卵がきれいに混ざり、分離せずムラのない生地になります。指に力を入れずにバターを押し、簡単にくぼむくらいがちょうど良いもどし具合です。また、バターは1cmほどの厚さに切っておくと、早くもどすことができます。
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粉類は必ずふるう
粉糖、小麦粉、アーモンドパウダーなどの粉類は、ダマにならないよう必ずしっかりとふるっておきましょう。ふるわずに材料を混ぜると、焼きあがった後も粉のかたまりが残ってしまい、歯ざわりが悪くなってしまいます。手間のかかる作業ですが、おいしいクッキーを作るために粉類は必ずふるうようにしましょう。
“焼き”の温度調整はクッキーの声を聞きながら
いよいよクッキーを焼く、という時に注意したいのが、「オーブンに入れっぱなしで放置しない」ということです。オーブンは、同じ温度に設定していても、機種やクセによって、焼き具合や焼き時間が異なります。そのため、必ずしもレシピ通りに設定しておけば大丈夫というわけではありません。オーブンに入れたあとも、クッキーの様子をよく見ながら焼き時間を調整しましょう。また、予熱する際は、扉の開閉により温度が下がることを考え、実際の温度より10℃上げて予熱しておくのがおすすめです。
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出来上がったクッキーを湿気から守るためには?
いよいよクッキーが完成。せっかく作ったクッキーは、少しでも長くおいしい状態を保ちたいですよね。クッキーが湿気て食感が損なわれてしまうのは、空気中の水分を吸収してしまうためです。常温保存が可能な焼き菓子とはいえ、袋の口を開けた状態で長時間放置してしまえば湿気てしまいます。輪ゴムやクリップで口を閉じておけば多少は湿気を防ぐことができますが、完全に空気をシャットアウトすることはできません。よりクッキーのサクサク感を保つためには、タッパーや食品密封保存袋などに入れ替えて、しっかりと空気を抜いておくのがおすすめです。また、保管する際は直射日光の当たらない涼しい場所に置いておきましょう。
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いかがでしたか?
おいしいクッキーを作るためにはコツが必要です。少し手間のかかる工程もありますが、その手間を惜しまないことで出来上がりに差がつきます。おいしくてまごころの伝わるクッキーを作り、家族や友人に喜んでもらえたら嬉しいですよね。ぜひ、今回ご紹介したポイントに気をつけて、楽しいクッキー作りをしてみてください。
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