ホームパーティーやお茶会などで友人のお宅にお呼ばれする機会も多いかと思います。そんな時に欠かせないのが「手土産」です。手土産は、お互いの関係性を深める大切なコミュニケーションツールのひとつです。今後のお付き合いをさらに円滑にするためにも、正しいマナーで渡したいものです。
そこで今回は、友人に手土産を持参する場合の基本的マナー、失敗しない手土産の選び方などについてご紹介します。
目次
友人への手土産の予算の相場は?
手土産の相場は相手との関係性やシチュエーションによって異なります。友人の家にお呼ばれした時は、1,000円〜3,000円が一般的な相場です。食事や飲み物などを友人が用意してくれている場合は、3,000円〜5,000円とすこし高くなります。食事や飲み物をみんなで持ち寄る場合は、場所を提供してくれた友人に1000円〜2,000円程度の手土産を用意するとよいでしょう。
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手土産はいつ渡すの?
友人に手土産を渡す場合は、玄関ではなく部屋に通されてから渡すのがマナーです。紙袋から丁寧に取り出して、相手に正面が向くようにして渡しましょう。「お口に合うと良いのですが」や「皆様でお召し上がりください」などの優しい一言を添えると笑顔で受け取ってもらえるでしょう。
「つまらないものですが」という言葉は、相手にマイナスな印象を与えてしまう可能性があることから、最近ではあまり使われなくなりました。冷蔵・冷凍が必要なものを渡す場合は、その旨をきちんと伝えましょう。
失敗しない手土産の選び方は?
友人への手土産を選ぶ場合は、相手の家族構成や集まる人数を考慮しながら選ぶことが大切です。それぞれのシチュエーションごとにご紹介します。
ひとり暮らしの友人宅を訪問する場合
ひとり暮らしの友人に渡す場合は、量よりも質で選ぶことが大切です。量が多いものは食べきれない可能性があるからです。自分ではなかなか買わないような有名店のスイーツや高級食パンなどを選ぶと喜ばれます。
家族がいる友人宅を訪問する場合
家族がいる友人宅を訪問する場合は、家族構成に合わせて選びましょう。子どもがいるならクッキーやサブレなどの焼き菓子の詰め合わせ、バウムクーヘンなどがおすすめです。年配の方がいる場合は和菓子やコーヒーなども喜ばれます。
ホームパーティーなど複数人で訪問する場合
複数人で訪問する場合は、同じジャンルのものが被らないように、ほかの人と相談して決めましょう。
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手土産選びで気をつけることは?
賞味期限が長いものを選ぶ
手土産は渡してすぐに食べきれるとは限りません。常温で2週間以上日持ちがするようなスイーツや、クッキーやラングドシャなどの焼き菓子など、賞味期限ができるだけ長いものを選びましょう。
個包装のものを選ぶ
手土産は、いつでも好きな時に楽しめるように個包装になっているものを選びましょう。当日集まった仲間だけではなく、友人の家族やほかのお客様ともシェアできるのでとても喜ばれます。
高すぎるものは避ける
どんなに親しい友人への手土産だとしても、あまりに高価なものは相手に気を遣わせてしまう可能性があります。気兼ねなく受け取ってもらえるような金額で用意することが大切です。
手間のかかるものは避ける
手土産は、渡してからすぐに食べられるようなものが理想です。包丁で切り分けなければいけないもの、保管場所に困るようなもの、調理が必要なものなど、手間のかかるものは避けましょう。
友人の家の近くでは買わない
手土産は、お呼ばれされた家の近くの店では決して買わないようにしましょう。「来る時についでに買ってきた」という印象を与えてしまいます。もらってうれしいと思ってもらえるような手土産を選ぶことが大切です。
いかがでしたでしょうか。友人のお宅を訪れることが決まったら、「親しき仲にも礼儀あり」という気持ちを思い出して、手土産を用意しましょう。今回ご紹介したマナーを参考にすれば、センスの良い手土産がきっと見つかります。友人や仲間と過ごす時間が記憶にのこるものになるように願っています。
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