公開日:2022/10/14

知っていますか?「菓子折り」の意味と正しい渡し方・マナー

お礼やご挨拶、謝罪などで相手のもとを訪問する際、マナーとして持っていきたいのが「菓子折り」です。菓子折りを渡すことで、その場の雰囲気が和んだり、相手と気持ちが通じ合ったりすることがあります。菓子折りは、人と人をつなぐ「絆の贈りもの」とも言えるのではないでしょうか。

そこで今回は、菓子折りの由来や意味、渡し方のマナーなどについてご紹介します。

 

 

「菓子折り」の由来は?

菓子折りの由来には、いくつかの説があります。もっとも有力なのが、お菓子を詰めていた「折箱」を「菓子折り」と呼んでいたという説です。かつてお菓子は、一部の特権階級の人々しか食べることができない高級品であり、重箱に詰められた状態で販売されていました。それが時代とともに庶民の間にも広がり、重箱から厚経木で作られた折箱へと変わりました。この折箱が「菓子折り」と呼ばれるようになったきっかけと言われています。現在では、「菓子折り」は外箱に入った贈答用のお菓子全般を指し、感謝の気持ちや謝罪の気持ちを表す贈りものとして使われるようになりました。

 

個包装だから、家族みんなで楽しめる ヨックモックのクッキー詰め合わせはこちら

「菓子折り」を渡すシチュエーションは?

菓子折りが活躍するシチュエーションはさまざまです。家族や友人・知人から、職場の上司や同僚、目上の人まで、誰かのもとを訪ねる際に渡す手土産や差し入れ、季節のご挨拶などに用いられます。時候の挨拶から取引先への訪問、実家への帰省、友人とのホームパーティー、ちょっとしたお祝いごと、イベントなどへの差し入れなど多岐に渡ります。また、謝罪や謝礼のような手ぶらで訪問するには失礼だと思える状況でも菓子折りが渡されます。菓子折りは、日常生活に欠かせない贈りもののひとつといっても良いでしょう。

 

ご予算や相手に合わせて選べる「クッキーラングドシャー」はこちら

「菓子折り」の相場は?

菓子折りの相場は、目的によって異なりますが、3,000円〜5,000円程度が一般的な目安です。相手を恐縮させないためにも、比較的手頃な価格で用意できる品物を選ぶとよいでしょう。謝罪やお詫びの際の菓子折りは、相場よりも少し高めの5,000円〜10,000円程度のものを選びましょう。あまり高価なものを用意すると「品物で解決しようとしている」と反感を買ってしまう恐れがあるので注意してください。謝罪やお詫びの際は、菓子折りとは別に、手紙やお詫び状を添えるのもひとつの方法です。

 

「菓子折り」を渡すタイミングは?

菓子折りを渡すタイミングは、目的によって異なります。

 

お礼や時候の挨拶として渡す場合

菓子折りは、最初の挨拶の後に渡すのが基本です。紙袋から菓子折りを出し、相手に正面を向けて渡しましょう。「ご挨拶のしるしとして…」や「気持ちばかりの品ですが…」などのように、自分の気持ちを表す一言を添えると、より丁寧な渡し方になります。先方が複数人いる場合は、役職がもっとも上位の人に両手で渡します。

 

謝罪やお詫びの気持ちで渡す場合

謝罪やお詫びで菓子折りを渡す場合は、相手からお許しの言葉があってから渡すのが常識です。最初の挨拶の後に渡してしまうと、自分の不手際を手土産で清算しようとする悪い印象を与えてしまいます。謝罪をしても許していただけない場合は、持参した菓子折りを無理に押し付けるようなことは避けて、持ち帰りましょう。

 

老若男女問わず喜ばれる ヨックモックのロングセラー「シガール」はこちら

「菓子折り」にのしは必要?

菓子折りにつける「のし」は、菓子折りを渡す目的によって異なります。

 

お礼や時候の挨拶、お祝いとして渡す場合

お礼や時候の挨拶、お祝いとして菓子折りを贈る場合は、のし紙をつけるのがマナーです。水引は「紅白の蝶結び」を選び、表書きには「御礼」もしくは「心ばかり」と書きます。結婚のお祝いであれば「御結婚御祝」もしくは「御祝」と書きましょう。あまり仰々しくしたくない場合は、短冊のしを使ってもよいでしょう。短冊の形をしたのし紙で、箱のふたの右端に付けます。

 

謝罪やお詫びとして渡す場合

謝罪やお詫びのために持参する菓子折りには、のしがない無地ののし紙をつけるのがマナーです。のしはお祝い事を想起させてしまうため、反省をしていないような印象を与えてしまいます。表書きには「お詫び」や「陳謝」などの言葉を書きます。表書きの下には贈り主の名前を、表書きよりも少し小さめの文字で書きましょう。

 

ご挨拶として渡す場合

ちょっとした挨拶の際に菓子折りを持っていく場合、のしは付けても付けなくてもどちらでも構いません。のしを付けるのであれば、「蝶結び」の水引を選び、表書きには 「御挨拶」もしくは「粗品」と書くのが一般的です。また、贈り主の名前は表書きの下に。表書きよりも少し小さめの文字で書きましょう。

 

のし・ラッピング・リボン掛け承ります ヨックモックのギフトサービスはこちら

いかがでしたでしょうか。菓子折りは、渡す相手も目的もさまざまです。渡し方やのしの付け方など、押さえておかなければならないマナーもいくつかありますが、相手に感謝の気持ちやお詫びの気持ちを伝えるための大切なコミュニケーションツールでもあります。

菓子折りを選ぶ際は、渡す相手の気持ちを想像しながら選ぶようにしましょう。

 

 

  1. 訃報
  2. 退職祝い
  3. ゼリー
  4. NG
  5. 手土産
  6. お呼ばれ
  7. 就職
  8. ひな祭り
  9. 陣中見舞い
  10. 洋菓子.洋菓子詰め合わせ
  11. 社内イベント
  12. シガール
  13. 時期
  14. 上場
  15. お菓子詰め合わせ
  16. 半返し
  17. 勤労感謝の日
  18. 引越し内祝い
  19. 焼き菓子詰め合わせ
  20. 喪中
  21. ゴールデンウィーク
  22. アイスティー
  23. 厄年
  24. クッキーラングドシャー
  25. 転勤
  26. 誕生花
  27. お彼岸
  28. 商品券
  29. 逆バレンタイン
  30. 米寿
  31. 年代別
  32. 女子会
  33. 新築祝い
  34. メッセージ
  35. プレゼント
  36. アイデア
  37. 産休
  38. 卒園祝い
  39. 夏休み
  40. 紅茶
  41. 成人祝い
  42. 快気内祝い
  43. 緑寿
  44. 結婚祝い
  45. 歴史
  46. 男女別
  47. 配送
  48. 男性
  49. テレワーク
  50. 男子
  51. 卒業
  52. ご褒美
  53. 初詣
  54. 香典返し
  55. 成人の日
  56. お餞別
  57. 平服
  58. 文化の日
  59. 差し入れ
  60. 謝罪
  61. 粗品
  62. 結婚記念日
  63. お盆
  64. 記念
  65. 両親
  66. 結納返し
  67. 年末
  68. バレンタインデー
  69. 職場
  70. 母の日ギフト
  71. お供え
  72. 年始
  73. ジューンブライド
  74. 入学
  75. ラングドシャー
  76. 暑中お見舞い
  77. 初正月
  78. お花見
  79. バレンタイン
  80. 復職
  81. 初節句
  82. 父の日
  83. おうち時間
  84. ご挨拶
  85. 父親
  86. 世界
  87. 定番
  88. 餞別
  89. メッセージカード
  90. シルバーウィーク
  91. 義母
  92. フルーツジュレ
  93. 贈り物
  94. クッキー詰め合わせ.スイーツ
  95. 水晶婚
  96. サブレ
  97. 祝日
  98. 会葬御礼
  99. 上司
  100. 香典
  101. 子供
  102. 敬老の日
  103. 個包装
  104. こどもの日
  105. 楽しみ方
  106. うるう年
  107. 法要
  108. 長寿
  109. 一人
  110. 喜寿
  111. 服装
  112. 弔事
  113. クリスマス
  114. 新築内祝い
  115. 七五三
  116. 出産内祝い
  117. いい夫婦の日
  118. お食い初め
  119. お土産
  120. 上場祝い
  121. 忘年会
  122. 菓子折り
  123. 新年会
  124. 成人式
  125. マナー
  126. 古希
  127. 開業祝い
  128. 主婦
  129. 年賀状
  130. お見舞い
  131. 法事
  132. ダイヤモンド婚式
  133. 準備
  134. 白寿
  135. カーネーション
  136. 親睦会
  137. 入学式
  138. お詫び
  139. 選び方
  140. 定年退職祝い
  141. お年賀
  142. 祝賀会
  143. タブー
  144. 洋菓子
  145. バレンタインギフト
  146. 風呂敷
  147. 立冬
  148. 赤ちゃん
  149. 結婚式
  150. 新年度
  151. ガトーエクセラン
  152. 母の日
  153. 引越し
  154. ハロウィン
  155. 相手別
  156. 結婚
  157. 洋菓子詰め合わせ
  158. お祝い
  159. 南青山ロール
  160. 女子
  161. 発表会
  162. 活用
  163. 七夕
  164. 卒寿
  165. 季節のご挨拶
  166. カジュアル
  167. 周年記念
  168. 葬儀
  169. イベント
  170. 社会人
  171. 冬至
  172. 通夜
  173. プレゼント.贈りもの
  174. 雨の日
  175. クッキー詰めわせ
  176. 挨拶
  177. 葬式
  178. 焼き菓子
  179. プチギフト
  180. オフィスカジュアル
  181. 孫の日
  182. ハーフ成人式
  183. 挨拶回り
  184. 厄払い
  185. ホワイトデー
  186. 旧正月
  187. 暑中見舞い
  188. 相場
  189. 母親
  190. 新盆
  191. 手渡し
  192. クッキー
  193. 福利厚生
  194. ビジネス
  195. クッキー詰め合わせ
  196. 高校
  197. コーヒー
  198. ケーキ
  199. 職場復帰
  200. 告別式
  201. 出産祝い
  202. チョコ
  203. 義父
  204. 昇進祝い
  205. 入学祝い
  206. 開店祝い
  207. アイスクリーム
  208. 書き方
  209. パーティー
  210. スポーツ
  211. 謝恩会
  212. ティータイム
  213. 長寿内祝い
  214. ハーフバースデー
  215. お菓子
  216. 豆知識
  217. 結婚内祝い
  218. 女性
  219. お中元
  220. 快気祝い
  221. 帰省暮
  222. 移転祝い
  223. お中元.マナー
  224. 休日
  225. 年齢別
  226. 結納
  227. おもてなし
  228. ふくさ
  229. 子ども
  230. 傘寿
  231. 入園祝い
  232. 詰め合わせ
  233. 余寒見舞い
  234. 旧盆
  235. ご祝儀
  236. GW
  237. 花言葉
  238. 文例
  239. 銀婚式
  240. 卒園
  241. ウエディング
  242. 義実家
  243. 帰省土産
  244. 異動
  245. 面接
  246. お正月
  247. 十三詣り
  248. 楽しい
  249. 節分
  250. 由来
  251. 梅雨
  252. 災害見舞い
  253. 女の子
  254. クリスマスプレゼント
  255. ギフト
  256. 二次会
  257. 自分
  258. 冠婚葬祭
  259. 閏年
  260. 引き出物
  261. お返し
  262. 卒業祝い
  263. 永年勤続
  264. 誕生日
  265. 子どもの日
  266. お歳暮
  267. 景品
  268. 家族
  269. 叙勲
  270. 外国人
  271. 還暦
  272. 慶事
  273. ご褒美ギフト
  274. お月見
  275. 期間限定商品
  276. 内祝い
  277. 残暑お見舞い
  278. 引越し祝い
  279. お礼
  280. 入社祝い
  281. 年末年始
  282. お礼状
  283. 成人内祝い
  284. 仕事復帰
  285. 株式上場祝い
  286. 節句
  287. お香典返し
  288. おすすめ
  289. 退職
  290. 御祝
  291. 成人
  292. のし紙
  293. スイーツ
  294. お供え物
  295. 一人暮らし
  296. クッキーラングドシャ―
  297. ポイント
  298. 御礼ギフト
  299. お取り寄せ
  300. 地域別
  301. オンライン
  302. 褒章
  303. 送り方
  304. お泊り会
  305. 立秋
  306. 水引
  307. イースター
  308. 掛け紙
  309. プロポーズ
  310. コーデ
  311. 主婦休みの日
  312. お年玉
  313. 出産
  314. ひなまつり
  315. 友人
  316. 帰省
  317. 寒中見舞い
  318. 転勤祝い
  319. 取引先
  320. 社内表彰
  321. 新生活
  322. クリスマスケーキ
  323. 記念品
  324. お宮参り
  325. 就職祝い
  326. 八十八夜
  327. 命日
  328. 金婚式
  329. 家庭訪問
  330. 意味
  331. ビスケット
  332. 残暑見舞い
  333. 中学
  334. 訪問
  335. チョコレート
  336. いつ
  337. 解説
  338. 栄転祝い
  339. 過ごし方
  340. 端午の節句
  341. のし
  342. 贈りもの
  343. 合格祝い
  344. 転職